まどみちお さんの残した言葉【詩人】1909年11月16日~2014年2月28日
「子どもはほんとに言葉の天才です。むろん知っている語彙は少ないのですが、その少ない言葉を自由自在に、しかも的確に操るのです。」 「生まれたところだけがふるさとではなく、死んでいくところもふるさと。宇宙をふるさとにすれば、一緒のところになります。」 「あきらめないことです。あきらめたらおしまい。」 「言葉の響きを大切にしたい。言葉は、意味だけでなく響きも人間の大きな財産なんです。しかも意味より、響きとの付き合いの方が長い。耳を持って以来ですからね。」 「虹は本当に素晴らしい。その真下に赤ちゃんを抱っこしたお母さんがいるとなお素晴らしいなと私は思います。」 「ちがっても仲良くしようではなく、ちがうから仲良くしよう。」 日本の詩人。本名は石田 道雄。25歳のときに北原白秋にその才能を認められ、33歳のときには太平洋戦争に召集された。詩作りは20代から始め、以来生涯にわたって詩を作り続けた。創作意欲の源は、政治・行政・教育・経済・戦争などに対する不満である。