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南部陽一郎さんの残した言葉【理論物理学者】1921年1月18日~2015年7月5日

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「自分では語らない、理論に語らせる。」 「応用して答を出すというところがまた大変でしょうけれども、とにかく基本法則さえ知っておけば何にでも取り組めるという安心感があります。」 「別の人に言わせれば何もないところに種をまくだけなんていわれます。まあそれが楽しいからやっているんですけど。人のやっていることを追いかけるよりも何か違うことをやってみようということはいつも思います。その方が競争がなくて楽ですから。」 「(ひらめきは)寝ているときが多いかなあ。夜中ですね。」 「湯川さんは寝ているときに何かひらめいたら起きて、すぐメモを取ったそうですが私はずぼらですからそんなことはしません。だから同じことを何べんも考えるはめになったりします。」 「超ひも理論や大統一理論などの標準モデルの先にある理論には理論が先走りすぎていて、実験が追いついていないという特殊な事情があります。」 「加速器のエネルギーはだいたい10年に10倍のペースで上がってきています。このペースが維持されると仮定すれば大統一理論を検証できるエネルギーの大きさに届くまで、大体あと100年程度かかると計算できます。」 「私自身の経験からいえば大事なことは大きな夢をもつこと。そして自分の好きなことをやること。何より楽しむことが大事ですね。」 「学んで思わざれば則ち罔し。思うて学ばざれば則ち殆し。」 日本出身、アメリカ国籍の理論物理学者。シカゴ大学名誉教授、大阪市立大学名誉教授、大阪大学特別栄誉教授、立命館アジア太平洋大学アカデミック・アドバイザー。専門は素粒子理論。理学博士。 日本の福井県福井市出身。自宅が大阪府豊中市にあり、シカゴに在住していた。 日系アメリカ人(一世)の理論物理学者で1952年に渡米、1960年代に量子色力学と自発的対称性の破れの分野において先駆的な研究を行ったほか、弦理論の創始者の一人[5]としても知られ、現在の素粒子物理学の基礎をなす様々な領域に多大な貢献をなした。特に、自発的対称性の破れの発見により、2008年にノーベル物理学賞を受賞した。シカゴ在住だったが、晩年は大阪府豊中市にもある自宅で暮らしていた。