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大内延介さんの残した言葉【穴熊党総裁】1941年10月2日~2017年6月23日

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「私は全てを失ったように全身に冷汗が流れ、震えていた。それ以後のことは記憶もない。」 「窓外に目をやると、中庭を挟んで対面に明かりの消えてない部屋がある。その部屋が中原名人の部屋であった。名人も眠れない夜を過ごしているに違いなかった。」 「私が升田先生と戦ったときの印象では、一手一手の駒の音に全精神が込められ魂が入っていた。そしその気迫がすさまじかった。」 将棋棋士。2010年、引退。土居市太郎名誉名人門下。棋士番号は86。東京都港区出身。中央大学卒業。 振飛車穴熊を駆使して「怒濤流」と呼ばれた。邪道視されていた穴熊をプロの戦法に昇華させ、「穴熊党総裁」との呼び名がある。