桂小金治さんの残した言葉【落語家】1926年10月6日~2014年11月3日
「それは秘密です」 「一念発起は誰でもする。努力までならみんなする。そこから一歩抜き出るためには、努力の上に辛抱という棒を立てろ。 この棒に花が咲く。」 東京府豊多摩郡杉並町出身の落語家、俳優、タレント。本名は田辺 幹男。 桂小金治事務所所属。帝京商業学校卒業。元俳優の山岸快は孫である。 1947年、2代目桂小文治に入門して落語家となる。 次代の名人候補として将来を嘱望されたが、川島雄三の要請で映画俳優に転身。昭和中期から映画やテレビドラマ、バラエティ番組に数多く出演し、ことにワイドショーの名司会者として名を馳せた。 平成以降は放送メディアに登場する機会は少なくなっていたが、全国各地で講演活動を展開しており、落語を口演する機会もあった。江戸前の歯切れの良い滑舌で、高座では古き良き時代の江戸落語を聴かせていた。