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堀文子さんの残した言葉【日本画家】1918年7月2日~2019年2月5日

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「本当にやりたかったことは忘れずに諦めないでいれば、何十年と月日が過ぎても、不思議とチャンスはやってくるんです。いくつになっても、誰にでも、あきらめなければそのチャンスはきます。」 「『反省なんてしたらダメなんです。反省したら前のところに留まってそこから上には行けないのです。』反省は、失敗したことを叱るお説教みたいなものですから、これから進む前に戻れということになるわけでしょう。」 「私は人に迷惑をかけますから、ひとりを選ぶんです。私には習慣性がないんです。同じことの繰り返しが嫌いなんです。人を見るときも本能で、好きか嫌いかで、損得ではきめません。地位や名誉、肩書きなんてうつろいやすいもので、それにふりまわされないようにすることです。」 「私も機嫌よく死にたい。生き生きと死にたいということは、たくさんの先輩から学びました。そういう方がこの世からどんどん消えていきます。老残のかけらも見えぬ、阿部なを先生の迫力の原動力が知りたかった。『死ぬまでに体の悪い所は直しておかないと。』何というすごい生き方だ。」 「現状を維持していれば無事平穏ですが、新鮮な感動からは見捨てられるだけです。私は岐路に立たされたときは必ず、未知で困難な方を選ぶようにしています。」 「嘘をついたり、ごまかしたり、飾ったりしていると、自分の体のなかに自然があることがわからなくなってしまう。細胞もおかしくなるに違いない。嘘をつくと嘘の電流が体のなかに流れるんだと思います。」 「身体が衰えてきますと、誰でもが何もできない諦めの老人と思うでしょう。(けれども、私は知らなかったことが日に日に増えてきます)いままで『知っている』と思っていたことが、本当は『知らなかった』と。それが、だんだんわかってくるのです。」 「群れをなさないで生きることは、現代社会ではあり得ないことです。何をするにしても誰かと一緒にしなければならない。それを私はしないよう道を選んで、私のような職人にはよかったと思います。」 「人間誰でもいろいろな意味で、悩んだり、悔しかったり、ひどい目に遭ったり、生きるということは毎日が大騒ぎじゃないですか。そんなときに、お説教されるのは嫌ですが、何か自分の気持ちに相応しい言葉と出合ったりするのは嬉しいものです。」 「みんなひとりが寂しいといいますが、人といれば本当に寂しくないのかしら?人は