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アイリス・マードックさんの残した言葉【作家】1919年7月15日~1999年2月8日

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「You taught me how to love you, now teach me to forget!」 (愛することを教えてくれたあなた。今度は忘れることを教えてください。) 「The chief requirement of the good life… is to live without any image of oneself.」 (良い人生を送るための最も重要な条件。それは、自分自身のイメージを持たないで生きること。) 「One doesn’t have to get anywhere in a marriage. It’s not a public conveyance.」 (結婚してどこかにたどり着く必要はありません。結婚は公共交通機関ではないのです。) 「In a moment everything is altered. The brooding self disappears and, when thinking of the same matter, it now seems less important.」 (何もかもが変わっていく瞬間があります。今まで嘆いていたことが突然どうでもいいことに思えてくるのです。) 「We can only learn to love by loving.」 (愛さなければ、愛し方を学べない。) 「Suffering is a by-product of new growth and is not, in any sense, an end in itself.」 (苦しみは成長から生まれる副産物。それだけで終わってしまうことはありません。) 「We live in a fantasy world, a world of illusion. The great task in life is to find reality.」 (われわれは空想や幻想の世界に住んでいる。人生の大きな目的は、現実を見つけることだ。) 「The cry of equality pulls everyone down.」 (平等にという叫びは、誰をも引きずり下ろす。) 「One of the secrets of a happy life is continuous small treats.」 (幸せな人生を

立松和平さんの残した言葉【小説家】1947年12月15日~2010年2月8日

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「もし迷ったら、魂に聞け。」 「自分の魂にうそをついたら、いい人生は送れない。」 「宿題で書いた小説を先生が褒めてくださって、『これはいけるぞ』と調子に乗ったんです(笑)。」 「僕はあらためて思うんですよ。好きなことをやってきて、本当によかったな、と。」 「役所を辞め、腹をくくって書いた小説が賞を取った。やっぱり人生は、覚悟を決めないとダメなんだね。」 日本の小説家である。日本ペンクラブ会員。本名:横松 和夫。筆名は本名の「横松」のもじりで「立松」にした。

江副浩正さんの残した言葉【リクルート創業者】1936年6月12日~2013年2月8日

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「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」 株式会社リクルートの創業者として知られる日本の実業家。東京大学が生んだ最大のベンチャー起業家と評されるが、「リクルート事件」の贈賄側人物としても知られる。また奨学金財団として江副育英会を創設し理事長を務めた。 東京大学在学中にリクルートを創業し、大企業に成長させた。

栄久庵憲司さんの残した言葉【工業デザイナー】1929年9月11日~2015年2月8日

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「デザインの一番の根本は、何をしたいかをはっきりさせること。使わない技術をなんとなくつなげたのでは駄目です」 「デザインが進化すれば、ロボットや宇宙ロケットがあちこちにあるような未来を思い浮かべるかもしれないが、そういうことはない」 「道具は道の具え(そなえ)。モノに心を感ずれば人に新しい世界が出来る。今までとは異なる世界が出てくる」 「未来という言葉は希望のように見えて、意外と救いにならない。これは非常に残酷なことです」 「僕にとって一番怖いのは退屈。どんなにお金があって、どんなにたらふく食えていても、退屈というのはどうしようもない」 「みんな欲が少なすぎる。もう少し欲ばりの方がいい」 「だいたいがものを決めるのに、そんなに深い考えはないものでね。相談に相談を重ねて、やっと核の部分が見えてくる」 「(終戦後の広島にて)凄惨な無に対して、僕が何を感じたかというと「『有(ゆう)』が欲しい」だった」 「道具やデザインの世界を俯瞰して見ると、横に広げれば国や文化ごとの違いがある。縦に開けばそれぞれの時代の変化がある。つまり、大きく動いている雲のようなもの」 日本の工業デザイナー。静岡文化芸術大学名誉教授。 GKインダストリアルデザイン研究所所長、世界デザイン機構会長、静岡文化芸術大学デザイン学部学部長などを歴任した。

松原正樹さんの残した最後の言葉【ギタリスト】1954年6月27日~2016年2月8日

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「僕は僕を聴き続けてくれた人に逢って話したくなった。それは自分に逢うかのように」 (最後のメッセージ) 日本のギタリスト、作曲家、アレンジャー。福井県越前市出身。ヤマハ・ネム音楽院出身。妻はキーボーディストで作曲家の南部昌江。

延藤安弘さんの残した言葉【建築家】1940年12月1日~2018年2月8日

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「そろそろ大人が考える『子どものための』から、『子ども自身の視点』へと考え方を転換してみてはどうでしょうか。自分たちで自分たちの生活の場を紡ぎ出していくということは、広い意味での環境学習にもなっていると思います。学校の学習にも今までの『わく』を超えて『わくわく』するような『ワクワクワークショップ』を取り入れてみて欲しいと思います。」 日本の建築家、都市研究者、都市計画家、教育者、地域プランナー、地域活動家。まち育ての研究と実践、人材育成のほかに各地で「幻燈会」を開いて啓蒙につとめる自称「まち育ての語り部」。工学博士。大阪府大阪市生まれ。

堺屋太一さんの残した言葉【小説家】1935年7月13日~2019年2月8日

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「ペストなどによる人口の減少期にこそ、イタリアでは手工業が発達し、ヴェニスやジェノバの海洋商業が拡大、やがて来るルネッサンスが準備された。人口が減少すると生産性の低い土地は放棄され、都市に人口が集中、手工業や海運交易が盛んになったからだ。人口減少社会でも生産性の高い分野に人口と資本を移転していけば、さらなる経済と文化の発展は可能。」 「組織が死に至る病は三つ。①機能体の共同体化 ②環境への過剰適応 ③成功体験への埋没」 「人間はそれほど器用には変われない。生まれ育った環境や積み上がった記憶、身に付けた知識や技能、獲得した地位や資格などに拘泥するからだ。そして、その人間の集団である組織は、更に変わり難い。組織は過去の実績で組み立てられ、それぞれのポストを占める人々の利害に繋がれている。これから人生を始めようとする青少年は、このことをよく知っておくべきだろう。今を盛りと繁盛している組織や職業でも、30年のうちには衰亡する可能性は大きい。」 「いまの日本は様々な改革が必要ですが、各方面を説得し、実行するのはきわめて難しい。そこで必要なのは、すべての基礎、つまり世の中の基(もと)を変えることが必要です。崩れかかった大伽藍をあれこれ補修するのではなく、その基盤構造を入れ替えるのです。世の中の基礎中の基礎、それは人々の持つ価値観、何が楽しく、何が正しいかという価値観です。」 「官僚は政治家(大臣)の部下ではありません。官僚は官僚機構にのみ忠実なものです。政治が人気と腕力を失った結果、官僚主導が甦ったのです。」 「今や日本は世界一安全です。けれど、全然楽しくない。安全だけでいいなら監獄に入ればいい。それでもみんな入りたがらないのは、幸福を追求できる選択性がないからです。これからの日本は、『楽しい日本』『多様な社会』にしなきゃいけない。」 「官僚も普通の人。聖人でも悪人でもない。職場での居心地と将来の出世が気にかかる。それを決めるのは同じ府省に勤める仲間の評判だ。仲間の評判を高めるには、それぞれの府省の予算を増やし、組織を伸ばし、規制権限を広げることである。景気をよくし、経済を活発にする規制緩和に官僚たちが抵抗するのは当然だろう。」 「組織のリーダーや経営者は、自分が所属する組織が、『死に至る病』に取りつかれていないか、急いで総点検していただきたい。組織が「死に至る病

故人が残した名言集【2月8日】

堺屋太一さんの残した言葉【小説家】1935年7月13日~2019年2月8日 「ペストなどによる人口の減少期にこそ、イタリアでは手工業が発達し、ヴェニスやジェノバの海洋商業が拡大、やがて来るルネッサンスが準備された。人口が減少すると生産性の低い土地は放棄され、都市に人口が集中、手工業や海運交易が盛んになったからだ。人口減少社会でも生産性の高い分野に人口と資本を移転していけば、さらなる経済と文化の発展は可能。」 「組織が死に至る病は三つ。①機能体の共同体化 ②環境への過剰適応 ③成功体験への埋没」 「人間はそれほど器用には変われない。生まれ育った環境や積み上がった記憶、身に付けた知識や技能、獲得した地位や資格などに拘泥するからだ。そして、その人間の集団である組織は、更に変わり難い。組織は過去の実績で組み立てられ、それぞれのポストを占める人々の利害に繋がれている。これから人生を始めようとする青少年は、このことをよく知っておくべきだろう。今を盛りと繁盛している組織や職業でも、30年のうちには衰亡する可能性は大きい。」 「いまの日本は様々な改革が必要ですが、各方面を説得し、実行するのはきわめて難しい。そこで必要なのは、すべての基礎、つまり世の中の基(もと)を変えることが必要です。崩れかかった大伽藍をあれこれ補修するのではなく、その基盤構造を入れ替えるのです。世の中の基礎中の基礎、それは人々の持つ価値観、何が楽しく、何が正しいかという価値観です。」 「官僚は政治家(大臣)の部下ではありません。官僚は官僚機構にのみ忠実なものです。政治が人気と腕力を失った結果、官僚主導が甦ったのです。」 「今や日本は世界一安全です。けれど、全然楽しくない。安全だけでいいなら監獄に入ればいい。それでもみんな入りたがらないのは、幸福を追求できる選択性がないからです。これからの日本は、『楽しい日本』『多様な社会』にしなきゃいけない。」 「官僚も普通の人。聖人でも悪人でもない。職場での居心地と将来の出世が気にかかる。それを決めるのは同じ府省に勤める仲間の評判だ。仲間の評判を高めるには、それぞれの府省の予算を増やし、組織を伸ばし、規制権限を広げることである。景気をよくし、経済を活発にする規制緩和に官僚たちが抵抗するのは当然だろう。」 「組織のリーダーや経営者は、自分が所属する組織が、『死に至