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マルクス・トゥッリウス・キケロさんの残した言葉【ローマ末期の政治家】紀元前106年1月3日~紀元前43年12月7日

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「There is no grief which time does not lessen and soften.」 (時間がやわらげてくれないような悲しみは一つもない。) 「Fortune rules life, not wisdom.」 (人生を支配するのは幸運であり、英知にあらざるなり。) 「Nobody can give you wiser advice than yourself.」 (汝自身より優れた忠告を言うものなし。) 「Gratitude is not only the greatest of virtues, but the parent of all the others.」 (感謝は最大の徳であるだけでなく、全ての徳の源である。) 「Robbing life of friendship is like robbing the world of the sun.」 (人生から友情を取り去ることは、世界から太陽を取り去ることに等しい。) 「I prefer the most unfair peace to the most righteous war.」 (私は最も正しい戦争よりも、最も不正な平和を好む。) 「The good of the people is the greatest law.」 (人々の善が最高の法律である。) 「Never go to excess, but let moderation be your guide.」 (度を越してはならない。節度をもって取り組め。) 「Any man can make mistakes, but only an idiot persists in his error.」 (人間はすべて誤るものである。ただ過失を固守するのが愚か者なのである。) 「He only employs his passion who can make no use of his reason.」 (情熱しか使わないのは、理性を生かすことができない人間だ。) 「To live is to think.」 (生きることとは、考えることだ。) 「While there’s life, there’s hop

マルクス・トゥッリウス・キケロさんの残した最後の言葉【ローマ末期の政治家】紀元前106年1月3日~紀元前43年12月7日

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「兵士よ、お前がやっていることはまったく礼儀正しいことではないが、礼儀正しく私を殺してくれ。」 (最後の言葉) 共和政ローマ末期の政治家、弁護士、文筆家、哲学者である。 ラテン語でギリシア哲学を紹介し、プラトンの教えに従う懐疑主義的な新アカデメイア学派から出発しつつ、アリストテレスの教えに従う古アカデメイア学派の弁論術、修辞学を評価して自身が最も真実に近いと考える論証や学説を述べ、その著作『義務について』はラテン語の教科書として採用され広まり、ルネサンス期にはペトラルカに称賛され、エラスムス、モンテスキュー、カントなどに多大な影響を与えた。