肝付兼太さんの残した言葉【スネ夫】1935年11月15日~2016年10月20日
「ジャイアン、ジャイアンのくせになぜ先に逝っちゃうんだよ。」 (たてかべ和也さん(ジャイアン役)の葬儀での弔辞) 日本の声優、俳優、演出家。本名は肝付 兼正。81プロデュース所属。劇団21世紀FOX初代主宰。身長:170cm、体重:53kg。 国産のアニメが登場してからは『0戦はやと』、『ビッグX』、『エイトマン』等に端役で出演するようになるが、1965年の30歳直前にマネージャーが藤子作品のキャスティングを担当することもあり、TBS版の『オバケのQ太郎』のゴジラ役でアニメのレギュラーを獲得。当初は「スタジオの外だと面白いのに、中だとつまらない」とマネージャーから言われていた。そんな折、第4話収録時に開き直ってアドリブを入れまくったところ、見学に来ていた藤子不二雄が手を叩いて喜び気に入られた。これ以降、藤子不二雄作品には原作者指名で役を貰い、必ずと言っていいほど出演するようになった。藤子作品で出演していない作品は『チンプイ』、『モジャ公』など。『ジャングル黒べえ』では初主役となる黒べえを演じ、テレビ朝日版の『ドラえもん』では骨川スネ夫の声を1979年の放送開始以来26年間に亘って担当。