宮崎総子さんの残した言葉【アナウンサー】1944年1月2日~2015年2月24日
「相手の言った言葉をそのまま繰り返す相づちを『反復相づち』といいます。これは『だるいんですね』『そうなんです。『最近、どうもだるくて』脱力感というか……』『脱力感ですか』というように、プロの心理カウンセラーが使う方法です。非常に単純に思えますが、その効果は絶大です。相手の言葉を自分から再び聞かされた話し手は、『そのとおり!』と納得し、会話に力が入ってくるからです。効果的な反復相づちのコツは、短く言うこと。そのためには、相手の話の中から上手くキーワードをつかむことが大切です。」 「話し手が一生懸命話しているのに、聞き手がきつく腕を組んだまま、しかも無言で眉間にしわを寄せたりしていれば、本当にこの人は私の話に興味があるのかなと、不安になるものです。自分が聞く動作や態度に関して無関心なビジネスマンもよくいます。」 「ちょっとした相づちのコツを知っておくと、よりお互いの会話を弾ませることができます。相づちの動作は相手に合わせるのが基本です。人は無意識のうちに、自分と同じボディーランゲージや言葉・話し方をする人、ムードを持った相手に心を開く傾向があるからです。」 日本のアナウンサー。本名、宮崎 総子。愛称は「ミヤちゃん」、「フチャコ」。アナウンサーとしてのテレビ出演で知られるほか、「無名塾」のプロデューサーとして演劇製作に携わったこともある。身長150cm。