越後正一さんの残した言葉【繊維相場の神様】1901年4月26日~1991年4月2日
「世の中というものは、自分のためばかり考えていると、結局は自分のためになっていないことが多い。人のためだと思ってやったことが、まわりまわって自分のところに帰ってくるものだ。」 「私は、逆境こそ会社発展のチャンスである、という受けとめ方をしている。経営環境が激動する時にはだれでも気迷いを生ずるものだが、その時こそトップマネジメントの先見性と機動力を験すチャンスである。」 「成功は窮苦の間に芽生えており、失敗は得意満面の間に宿る。黒雲のうしろには、太陽が輝いている。」 滋賀県出身の実業家、元伊藤忠商事社長・会長。戦後再発足した伊藤忠商事・初代社長・小菅宇一郎の後任者。「伊藤忠中興の祖」、「繊維相場の神様」とよばれた。