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中島湘煙さんの残した言葉【フェリス女学院名誉教授】1863年1月14日~1901年5月25日

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「人間は其の災害の多きを見て火を廃さんと云ふものはあらず。蓋し火は人生に必要にして、其の災害は人の不用心か或は其の器の全からぬによることを知ればなり。」 明治時代の女権拡張運動家・女性著作家である。本名は俊、のち俊子に改名。旧姓岸田。湘煙・粧園と号す。 土佐藩出身の神奈川県令・中島信行の後妻となり、活動を展開した。主論文は「同胞姉妹に告ぐ」。遺稿集『湘烟日記』の著者名は中島 湘烟。