エリック・シーガルさんの残した言葉【ある愛の詩】1937年6月16日~2010年1月17日
「Love means never having to say you’re sorry.」 (愛とは決して後悔しないこと) アメリカ合衆国ニューヨーク・ブルックリン生まれの作家、脚本家、教育者。 ハーバード大学、イェール大学、プリンストン大学でラテン文学、ギリシア文学の教授を務める。1967年にはリー・マイノフによる原作から、『イエロー・サブマリン』の脚本を執筆、これは1968年にビートルズの音楽・出演で映画化された。 1960年代後半、シーガルは別の脚本を共同執筆したほか、個人でもハーバード大学の男子学生とラドクリフ大学の女子学生を主人公としたロマンチックな脚本を執筆した。これは売り込みに失敗したものの、ウィリアム・モリス・エージェンシーの出版エージェントだったルイス・ウォーレスが、この脚本を小説に手直しするように勧め、これが功を奏して『ラブ・ストーリィ』の名で大成功を収める。ニューヨーク・タイムズが選ぶベストセラー第1位、さらにアメリカにおける1970年の年間小説売り上げ第1位となり、33か国語に翻訳された。映画『ある愛の詩』は、1971年の興行成績第1位となった。 シーガルは小説や脚本を書き続け、1977年には『ラブ・ストーリィ』の続編『オリバー・ストーリィ』も書いている。このほか1954年入学のハーバード大学同期生を描いた小説『クラス』がベストセラーになり、フランスとイタリアで文学賞を受賞。小説『ドクターズ』がニューヨーク・タイムズが選ぶベストセラーとなった。