投稿

ラベル(児童文学作家)が付いた投稿を表示しています

トーベ・ヤンソンさんの残した言葉【ムーミン】1914年8月9日~2001年6月27日

イメージ
「I own everything that I see and everything that pleases me. I own the entire world.」 (自分できれいだと思うものは、なんでもぼくのものさ。その気になれば、 世界中でもね。) (スナフキン) 「人の涙をもてあそんだり、人の悲しみをかえりみない者が涙を流すなんておかしいじゃないか。」 (スナフキン) 「One can never be truly free if one admires others too much.」 (だれかを崇拝しすぎると、ほんとうの自由は得られないんだよ。) (スナフキン) 「大切なのは、自分のしたいことを、自分で知ってることだよ。」 (スナフキン) 「Everything gets so difficult if you want to own things. I just look at them – and then when I continue on my way I can remember them in my head. I prefer that to dragging a suitcase.」 (なんでも自分のものにして、持って帰ろうとすると、むずかしいものなんだよ。ぼくは、見るだけにしているんだ。そして立ち去る時は、それを頭の中へしまっておくのさ。ぼくはそれで、かばんをもち歩くよりも、ずっとたのしいね。) (スナフキン) 「あんまり大袈裟に考えすぎない様にしろよ。何でも大きくしすぎちゃ駄目だぜ。」 (スナフキン) 「長い旅行に必要なのは大きなカバンじゃなく、口ずさめる一つの歌さ。」 (スナフキン) 「みんなに騒がられて、偉くなったように思ってはいけないよ。」 (スナフキン) 「おだやかな人生なんて、あるわけがないですよ。」 (スナフキン) 「この世にはいくら考えてもわからない、でも、長く生きることで解かってくる事がたくさんあると思う。」 (スナフキン) 「Today we must do something very special, for it will be a glorious day.」 (今日、ぼくらは、とびっきり特別なことをしなくっちゃ!だって、すばらしい天気になりそうだもの。) (ス...

アン・フィリッパ・ピアスさんの残した言葉【児童文学作家】1920年1月22日~2006年12月21日

イメージ
「私たちはそんなにわくわくどきどきするような人生を送る必要はない。送らなくてもそういう人生にも意味は十分に見出すことができる。」 イギリスの児童文学作家。 ケンブリッジシャーのグレイト・シェルフォードという村の代々続いたキングス製粉工場で育った。ケンブリッジのパース女学校に学んだ後、ケンブリッジ大学のガートンカレッジを卒業。その後ロンドンに移り、13年間、BBCのラジオの学校教育番組の番組制作の仕事に携わっていた。 ピアスの最も有名な作品『トムは真夜中の庭で』(Tom's Midnight Garden )は、時をテーマにした小説の古典といわれるようになり、映画化され、また何度もTV化されている。「真夜中の庭」は、実際に彼女が育った製粉工場の庭をモデルにしたものである。彼女はこの作品で、カーネギー賞を受賞している。

宮川ひろ さんの残した言葉【るすばん先生】1923年3月15日~2018年12月29日

イメージ
「春が来るから 冬もいいんさ いいんさ」 日本の児童文学作家。群馬県出身。金華学園教員養成所卒業。 長男は児童文学研究者の宮川健郎。 坪田譲治の講演を聴いたことで文学を志し、1965年に日本児童文学者協会が開講した「新日本童話教室」に参加[。 同人誌『どうわ教室』をあまんきみこらと創刊したほか、雑誌『びわの実学校』に作品を投稿した。この時期には今西祐行の指導を受けていた。 1969年、『るすばん先生』でデビュー。小学校教員時代には産休補助教員を務めた経験があり、『るすばん先生』は産休補助教員を題材とした作品である。 学校や家庭など、日常の風景の中で子どもが大人と接し、お互いが時に相手を支えながら成長していくと評されている。古田足日は「現代のおとなの文学には、日常生活のこまごまとした悩みをどうとらえるかという読者の要求に応えていない広大な空白があり、その空白の一部を宮川作品や他の児童文学作品が埋めている」と記した。

古田足日さんの残した言葉【児童文学作家】1927年11月29日~2014年6月8日

イメージ
「ぼくが愛国少年として育った体験から、学び取ったことが三つある。『論理的にものを考えよ』、『世の中の大勢、主流となっているものの見方、考え方は一度は疑え』、『相手の立場にたって想像力を働かせよ』、である。」 日本の児童文学作家・評論家。本名同じ。 父は国文学者の古田拡、東京大学教授を務めた国文学者・古田東朔は兄。

松谷みよ子さんの残した言葉【児童文学作家】1926年2月15日~2015年2月28日

イメージ
「おねがいだから石を投げないで。あなたたちには遊びでも、わたしには命のもんだいだから。」 「姉という存在がいるのは、すばらしいことです。仕事でも生活でも指針になりますし、自分を見つめなおすこともできます。」 日本の児童文学作家。 父は社会派の弁護士で、無産政党代議士となった松谷與二郎。元夫は児童文学関係者で人形劇団座長の瀬川拓男。自伝として、『自伝 じょうちゃん』、『小説・捨てていく話』がある。