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トマス・アルタイザーさんの残した言葉【神の死の神学】1927年9月28日~2018年11月28日

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「神は死んだか」 アメリカ合衆国の自由主義の神学者である。 フリードリヒ・ニーチェの神の死の概念を神学に盛り込んだ「神の死の神学」で有名である。 1957年にゲイブリル・ヴァハニアンは『神は死んだ』という書物を著した。これは、当時起こっていた信仰復興運動を意識するものである。 エモリー大学で教えている間に、1965年と1966年の二回雑誌の記事にアルターザーの宗教的な意見を載せた。それが後に出版されたのが、『神は死んだか?』であった。アルターザーはヴァハニアンと同じ立場に立ちながら、ことなる結論に達している。 アルターザーは新約聖書のピリピ人への手紙2章6節-8節のキリストの謙卑を重要視している。 また、ウィリアム・ハミルトンが異なった立場から、1961年に『キリスト教の新しい本質』という著作で、異なった視点の神の死の神学を展開した。