久万俊二郎さんの残した言葉【阪神タイガースオーナー】1921年1月6日~2011年9月9日
「部下が目の前におって、どっちが先に死ぬかという状況になると、体は別々ですけど完全に運命共同体です。覚悟を決めて周りを見ると、全てが新しく見えて、ここで部下と一緒に死んでもエエと、パッと気持ちが変わりました。親、兄弟、友だち……彼らの楯になるのなら、とね。部下に対する思いやり、情のない上司なんてナンセンスです。必ずどこかで救いを考えとかなアカンし、最後は一緒に泣いてやらないかん」 「一緒に死んでやれ」 「うちの4番は欠陥商品。野球選手以前に人間として失格だ」 (掛布雅之が酒気帯び運転で事故を起こした際) 日本の実業家。阪神電気鉄道元社長・会長・取締役相談役。阪神タイガース元オーナー。なお、戸籍上の表記は久萬俊二郎。 本業の鉄道経営に徹した「金儲けのプロ」として西梅田再開発(オオサカガーデンシティ)を推進した一方、野球の知識は皆無でもスポーツ新聞の全紙に目を通していた。記者などの問いに対し、『球団より会社(電鉄)』「私は野球は好きじゃない」などと答えることもあった。