投稿

ラベル(フランソワ・モーリアック)が付いた投稿を表示しています

フランソワ・モーリアックさんの残した言葉【作家】1885年10月11日~1970年9月1日

イメージ
「Human love is often but the encounter of two weaknesses.」 (人間の恋というのは、しばしば二人の人間の弱点が、出くわしたに過ぎないといった場合がある。) 「女というものは存在しない。存在するのはさまざまの女たちである。」 「男にとっては今日一日だけの浮気心にすぎないものに、女はその一生を賭ける。」 「人間は自分の恋していた時のことを思い出すと、そのあいだには何一つ起こらなかったような気がするものだ。」 「私たちの人生は、私たちが費やした努力だけの価値がある。」 「失われた青春について、われわれはもはや、昔日の俤のない園の枯れ木の中に最後の雷鳴のとどろきを聞くのみ。」 「(イエス)は歴史がわれわれに提供するすべての人格で、いちばん生々としているがゆえに、いちばん論理的でない性格である。」 「パリは人間のいっぱい住んでいる孤独である。田舎の都会は孤独のない砂漠である。」 「君が幸福である限り、君は多くの友達を数えることができよう。だが、形勢が悪化した時には、君は独りぼっちになるだろう。」 「情欲は勝利者のない戦闘である。」 「多くの女性は、教養があるというよりも、教養によって汚されている場合の方が多い。」 「死ぬまでにひとつの心の中だけでも深く入ることができたなら、それで幸福としなければなるまい。」 「旅行は常になにかの口実になっている。」 「だれかを愛するということは、他人には見えない奇跡を、ただひとり見ることである。」 フランスのカトリック作家。息子にクロード・モーリアック、外孫にアンヌ・ヴィアゼムスキーがいる。 1926年にアカデミー・フランセーズ賞を受賞し、1952年にはノーベル文学賞を受賞した。なおアカデミー・フランセーズ賞受賞者としては初のノーベル文学賞受賞者であった。