「できる限り、正直でフェアに生きていれば、仕事も私生活もうまくいきます。私のことは、ただの成功したビジネスウーマンではなく、良き友で、そしてとっても楽しい人だった、って思い出してほしいの」 「細部が重要だと考えています。そして、惹きつけられる何か、引き寄せる力が必須です。とてもシンプルな靴だとしても、『絶対にこの靴を連れて帰らなきゃ』と思わせる何かが」 「走るのがいいわ。健康的になれるしストレス発散にもなるから、ランニングマシンで走るの。あとは、大音量で音楽を聴くの。『ローリング・ストーンズ』や『ジャクソン5』を聴きながら走ると、スピードも上がるのよ」 「今の私を区別する必要があると思ったの。同じ人物だけど、違いもあるでしょ」 (ブランド名をケイト・ヴァレンタインに変更したことについて) 「ブランドを立ち上げて、軌道に乗らなかった時、『もうやめにしましょう』と夫に言いました。私は保守的で、お金を無くすことは絶対に嫌だった。『もう既に4000ドルも投資しているのだから。私はギャンブルが嫌い』と言ったわ」 「私たちの企業は、保守的なんです。私たちの性格を表しています。アメリカ中西部出身ということが関係しているのか、自由奔放にお金を使うことは楽しい響きですが、ただ興味が湧かないんです」 「ケイト・スペードの店舗前を通るし、娘の買い物のためにお店に入ったこともあるの。その時はレジで、メルマガの登録をしているか聞かれたわ。だから、『多分登録していないわ』と答えた。その時、旧姓で登録したんだけど、娘は正体をバラしてほしかったみたいで、ずっと私を突いてたのよ」 「最も楽しめるのは、家族や友人とできる仕事。でも、最も厳しい状況は家族や友人と仕事をすることでもある」 「ジャーナリストになると思ってました。私はテレビドラマの『ブロードキャスト・ニュース』に出てくるホリー・ハンターのように、裏方で走り回って、仕事をこなす人になると想像していたの。ファッションデザイナーになるなんて、ちっとも考えてもいなかったわ」 「色は気持ちを明るく、そして元気にする力を持っているわ。色を愛してるのよ」 「私はファッションが昔から好きだったし、創造力豊かだと感じてました。母は私に、好きなようにファッションを楽しませてくれたの。姉たちは、『どうしてヴィンテージショップで、あのふわふわの...