ケイト・スペードさんの残した言葉【ファッションデザイナー】1962年12月24日~2018年6月5日

「できる限り、正直でフェアに生きていれば、仕事も私生活もうまくいきます。私のことは、ただの成功したビジネスウーマンではなく、良き友で、そしてとっても楽しい人だった、って思い出してほしいの」


「細部が重要だと考えています。そして、惹きつけられる何か、引き寄せる力が必須です。とてもシンプルな靴だとしても、『絶対にこの靴を連れて帰らなきゃ』と思わせる何かが」


「走るのがいいわ。健康的になれるしストレス発散にもなるから、ランニングマシンで走るの。あとは、大音量で音楽を聴くの。『ローリング・ストーンズ』や『ジャクソン5』を聴きながら走ると、スピードも上がるのよ」


「今の私を区別する必要があると思ったの。同じ人物だけど、違いもあるでしょ」

(ブランド名をケイト・ヴァレンタインに変更したことについて)

「ブランドを立ち上げて、軌道に乗らなかった時、『もうやめにしましょう』と夫に言いました。私は保守的で、お金を無くすことは絶対に嫌だった。『もう既に4000ドルも投資しているのだから。私はギャンブルが嫌い』と言ったわ」


「私たちの企業は、保守的なんです。私たちの性格を表しています。アメリカ中西部出身ということが関係しているのか、自由奔放にお金を使うことは楽しい響きですが、ただ興味が湧かないんです」


「ケイト・スペードの店舗前を通るし、娘の買い物のためにお店に入ったこともあるの。その時はレジで、メルマガの登録をしているか聞かれたわ。だから、『多分登録していないわ』と答えた。その時、旧姓で登録したんだけど、娘は正体をバラしてほしかったみたいで、ずっと私を突いてたのよ」


「最も楽しめるのは、家族や友人とできる仕事。でも、最も厳しい状況は家族や友人と仕事をすることでもある」


「ジャーナリストになると思ってました。私はテレビドラマの『ブロードキャスト・ニュース』に出てくるホリー・ハンターのように、裏方で走り回って、仕事をこなす人になると想像していたの。ファッションデザイナーになるなんて、ちっとも考えてもいなかったわ」


「色は気持ちを明るく、そして元気にする力を持っているわ。色を愛してるのよ」


「私はファッションが昔から好きだったし、創造力豊かだと感じてました。母は私に、好きなようにファッションを楽しませてくれたの。姉たちは、『どうしてヴィンテージショップで、あのふわふわの豹柄のコートをケイトに買わせたの』って思ってたみたいだけど、私は『オードリー・ヘップバーンのようだわ!』と喜んでたの」


「心から愛していること、そして頭で理解できることをするの。私は美が好きよ。家には山のように美に関するものがあるわ」


「いつも『どこからインスピレーションが湧くのか』って聞かれるんだけど、とても難しい質問なのよね。だって、すべてのものから影響を受けているから」


「私の母のファッションは本当に美しかった。それに、彼女はファッションを愛してました。彼女のようにネイルをして、口紅を塗って、髪の毛をアップにできる日が待ち遠しかったわ」


「Playing dress-up begins at age five and never truly ends.」

(5歳の時にドレスアップごっこを始めて、まだ飽きることがないの)


アメリカ合衆国のファッションデザイナー。出生名はキャサリン・ノエル・ブロズナハン。夫であるアンディ・スペードと、ファッションブランドのケイト・スペード ニューヨークを創立した。姪は女優のレイチェル・ブロズナハンである。

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