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昇地三郎さんの残した言葉【しいのみ学園初代園長】1906年8月16日~2013年11月27日

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「人は昔から、言葉を心の糧として生きてきました。 私たちはできるだけよい言葉、よい教えにふれ、それを糧とすべく心術の工夫をしていかねばなりません」 日本の教育者、教育学者。教育学・心理学・精神医学が専門。日本初の知的障害児通園施設しいのみ学園を設立、運営した。 福岡教育大学教育学部教授、韓国社会事業大学教授・大学院長、社会福祉法人しいのみ学園理事長兼園長を歴任。関西大学法学士、広島文理科大学文学博士、九州大学医学博士。 1954年、郊外に家のとなりに、1000坪を購入し、妻の実家の造り酒屋などを売却した金で養護学校「しいのみ学園」を設立。障害児教育に挺身するが、2年後に違法行為があったとして認可取消処分を受ける。当時はまだ学校教育法に基づく養護学校(現在の特別支援学校)制度が整備されていなかった時代であっただけに、日本初の障害児のための教育施設として注目を集めた。長男・有道は、校務員として働いていたが、1960年に掘りごたつに落ちて大やけどを負って以来寝たきりとなってしまった。 1956年、九州大学から医学博士の学位を取得(第3378号)。1874年からの100年間で、森鴎外に続き2人目の医学博士と文学博士の両学位を有する者となる。同年、広島文理科大学からペスタロッチ賞を授与される。