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阿部進さんの残した言葉【カバゴン】1930年6月11日~2017年8月10日

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「子供と話すと、言葉遣いや流行など今の環境がリアルに分かり、それをヒントに次の授業に生かしていく。教育は生ものだから、立ち止まってちゃいけないんですよ。」 「僕の授業は、学校の先を行くんじゃなく、苦手な部分を補ってる。例えば国語は漢字の読みがメーン。小学校で習う約1000字を、自然、植物、道具というふうに分類し、右に音読み、左は訓読みを記したオリジナルドリルを作り、スラスラ読めるようにする。読解力が増すと、新聞や書籍も読むようになり自然と国語力がアップするんです。」 教育評論家。「カバゴン」の愛称で広く親しまれ、「現代っ子」の造語でも知られる。 「カバゴン」を自称し、高度経済成長期から亡くなるまで精力的に教育活動を行っていた。現在でも使われる「現代っ子」は、1962年の阿部の造語。 「カバゴン」は、『日清ちびっこのどじまん』に出演した際に、番組での視聴者からの公募の結果選ばれたものである。投票結果の1位は「ブタゴン」だったが、ブタはエースコックを連想させるため、同番組のスポンサーである日清食品に配慮し、2位だった「カバゴン」に決定した。 また番組内では、「怪獣カバゴン」という持ち歌があった。