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田中宏暁さんの残した言葉【スロージョギング提唱者】1947年~2018年4月23日

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「重要なのは、『ニコニコペース』を保って走ることです。と言っても、速度を物理的に一定に保つわけではありません。走る負荷が高くなる登り坂や向かい風では、主観的なきつさが一定になるように速度を落とします。多くのランナーが、登り坂で頑張り過ぎて燃料を無駄遣いしています。」 「『ニコニコペース』では、糖よりも脂肪が主に使われます。つまり、糖を終盤まで温存できるからガス欠を回避できるし、乳酸が溜まらないから苦しくない。」 「人間は、糖と脂肪の2つの燃料を積んだハイブリッドカーです。『ニコニコペース』は、この2つの燃料を、その特性に合わせて最も効率的に使うことができる走り方なんです」 「最も効率的で、最も楽なトレーニング方法は、エンジンの最大性能の50%の力で走ることです。主観的にはかなり『ゆっくり』なペースで、笑顔を保って鼻唄を歌えるほど。私たちは『ニコニコペース』と呼んでいます。」 「体力より知力で速くなる。」 日本の生理学者。福岡大学名誉教授。 専門は運動生理学で、特に肥満・動脈硬化性疾患などの生活習慣病の治療と予防、健康増進・ 競技力向上に有効な運動処方に関する研究が主なテーマである。 日本体力医学会理事、日本体育学会理事、ランニング学会常務理事、健康支援学会理事、厚生労働省「運動所要量・運動指針」策定検討委員などを務めた。スロージョギングの提唱者であった。