小島孝治さんの残した言葉【バレーボール指導者】1930年6月29日~2014年5月27日
「コンビバレーの原点はパスの正確さにある。その原点の基礎・基本がおろそかになっていて失う1点の重みは、強烈なスパイクで取られた失点の3~4点にも相当する。『チャンス!』が次の瞬間にパスの失敗でポロリ、その精神的落差が、つまり敗戦への道につながっているのだ。 ミスの中にも、やっても影響の少ないミスと、一度やってしまったら取り返しのつかないミスとがある。後者のミスは基礎・基本の訓練不足からくることが圧倒的に多いことを肝に命ずるべきだ。」 「チームワーク、即ち和は、人と人との間に存在する力で、それが見事な円を描けば無限の力を有していることになる。チームプレーの面白さは、この『和作り』の面白さに尽きる。」 「『和』は無限の力を秘めている。」 「ボールは手で拾うものではない。足と心で拾うもの。」 日本のバレーボール指導者で、元全日本女子バレーボールチーム監督。 クラブチームでは日紡貝塚からユニチカ・フェニックスの監督。