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佐木隆三さんの残した言葉【直木賞作家】1937年4月14日~2015年10月31日

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「もう、あの、温かな中に戻れませんが、私のぼけてゆく頭の中に、たゆたゆと光を放っているのです。」 「小説の世界で追憶してみる。その試みが、ここに収めた小説なのだ。むろん作者の経験であろうはずはなく、虚構にすぎないけれども、どこかに自分が投影されている気がする。」 「妻に先立たれたとき、男にはどんな思いがあるのだろう。辛いでしょうが、こういうときほど酒を飲みましょう。」 「事実は光を当てる角度によって、まったく異なる表情をみせる。」 日本の小説家、ノンフィクション作家で、北九州市立文学館名誉館長、九州国際大学元客員教授。法廷のルポルタージュでも広く知られる。旧朝鮮咸鏡北道穏城郡生まれ。 1964年に、後年の代表作『復讐するは我にあり』のモデルとなった連続殺人事件の犯人である西口彰の裁判を一度だけ傍聴している。