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大中恩さんの残した言葉【犬のおまわりさん】1924年7月24日~2018年12月3日

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「やっぱり『いぬのおまわりさん』は歌詩が長いですよね。どれだけ歌詩が長くても、良い作品に仕上がると子どもはちゃんと覚えてくれるものなのですね(笑)。」 「作曲をするときには歌詩を見てインスピレーションを得てイメージします。直観的な部分が大きいですね。」 「歌で一番大切なものは詩だと思っています。時々先に曲を作ることもありますが、やはり先に詩があって、その詩に感動して作曲家が曲をつくるものだと思うのです。」 東京府生まれの日本の作曲家。男性。土田藍という筆名で、自身の歌の作詞も手がけている。1989年、紫綬褒章受章。 父は『椰子の実』の作曲者である大中寅二。詩人、作家の阪田寛夫は従弟に当たる。 混声合唱曲『煉瓦色の街』で芸術祭奨励賞を受賞する。以後女声合唱組曲『愛の風船』、男声合唱曲『走れわが心』、混声合唱曲『島よ』で芸術祭優秀賞を受賞する。1982年には時代を超えて歌い継がれている『犬のおまわりさん』『サッちゃん』『おなかのへるうた』などを集大成した「現代こどものうた秀作選・大中恩選集」で日本童謡大賞を受賞する。2004年童謡文化賞、2006年にっけん小野童謡文化賞を受賞。 作曲のみならず自作を主に演奏するコールMegを育て、その活動は三夜連続演奏会、九夜連続演奏会、日本縦断コンサート、数々の地方演奏会、数多くのレコード録音など、アマチュア合唱団としては大変ユニークな活動を行ってきた。そのOB・OGを中心とした合唱団メグめぐコールも指導し、演奏活動を継続していた。1962年、東京音楽学校在学中指導を受けた信時潔の『海道東征』再演の際は、コールMegを率いて参加、公演を助けた。