永六輔さんの残した言葉【タレント】1933年4月10日~2016年7月7日
「人の死は二度ある。 最初の死は、肉体の死。 でも、死者を覚えている人がいる限り、その人の心の中で生き続けている。 最後の死は、死者を覚えている人が誰もいなくなったとき。 そう僕は思っています。」 「僕の父の逝った日の妙な安堵感を 想い起しています。」 「家族のために 死んでみせることが最後にできること。 その姿勢こそがいちばん大事。」 「死んだっていうからおかしいんだよ。 先に行っただけなんだから。」 「生きているということは、誰かに借りをつくること。 生きていくということは、その借りを返してゆくこと。 誰かに借りたら誰かに返そう。 誰かにそうして貰ったように、誰かにそうしてあげよう。」 「家庭というのはこんがらがった糸ですよ。 こんがらがってるから家庭なんです。 ほどくとバラバラになっちゃいますよ。」 「いいですか。夫婦ったって、アカの他人ですよ。 アカの他人どうしが起こす奇蹟。 それが夫婦というものです。」 「文句を言ってても1日。 ニコニコしていても1日。 だったら、人あたりのいい1日の方がいいんじゃないかい?」 「人間、今が一番若いんだよ。 明日より今日の方が若いんだから。 いつだって、その人にとって今が一番若いんだよ。」 日本のラジオ番組パーソナリティ、タレント、随筆家。元放送作家、作詞家である。本名は永 孝雄。晩年の所属事務所は「オフィス六丁目」だった。 角刈り頭と細長い顔がトレードマーク。