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犬養道子さんの残した言葉【評論家】1921年4月20日~2017年7月24日

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「止まるところを知らぬ、ダイナミズム・ムーブメントが人間であり、人の生である。」 「真の幸福とは、『ものごとすべてうまく行く』ことではなくて、包囲され閉鎖された心をまず、自由に向かって、開放する努力ー不断の努力ーと創造力に基礎を置く。言いかえれば、『新陳代謝』。」 「愛とは、独白によって自分自身の中に向けて屈折してゆく閉鎖とは正反対のものなのだ。それは、かかわりあいの相手を持つ。相手に向けて、おのれのすべてを発し与える。相手のすべてを受けて答える。これがヨハネのみならず、聖書伝統一切の言う愛なのである。」 日本の評論家。首相を務めた犬養毅の孫。カトリック信徒。 現在の東京都新宿区四谷に犬養健・仲子夫妻の長女として生まれた。父・健は犬養毅の嗣子で親子2代の政治家であり、母方の曾祖父が長与専斎と後藤象二郎である。母方の祖父は男爵長与称吉。また異母妹にエッセイストの安藤和津、従姉の娘に緒方貞子がいる。