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斎藤智恵子さんの残した言葉【浅草のゴッドマザー】1926年11月11日~2017年4月28日

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「あの子はいいおっぱいしてる。ピンとして、乳首もピンクで、性格は素直でね。現場でちょっと会っただけだけど、そのときに『お世話になります』って頭を下げてくれたわよ」 「美奈子は胸をグイッと張って生きていますよ。誇りをもって『裸』の商売をすればいい」 「小向美奈子ちゃんは良い子よ。あの子はスレてないし、恥ずかしい気持ちを忘れてないから、色気がある。スレたら人間は大胆になるからね」 「何十年前も、いまでも、恥ずかしさは必要。ストリップで商売をする女は、恥ずかしいと思っていなければ色気が出ない。」 「舞台の指導?恥ずかしいという気持ちが色気になる。プロでも、恥ずかしい気持ちがなくなったら色気も出ない。男は、ペロッと見せるより隠したほうが色気があると教育してきました。いつ見せてくれるかなって思わせるほうが通うでしょ。」 「ロック座に出る踊り子の衣装は全部、私が縫っていました。生地を安く買ってきたり、浴衣をこわしたりしてね。踊り子の胸囲、身長とかを計って型紙をとってね。そうしておくと、何度も型紙が使える。安上がりだし、いいものができるから」 「マカオのロック座に行って、仕事をやろうかな。みんなのお針(衣装作り)して、変わった衣装を作りたい。役に立ちたいね。迷惑をかけないで生きたいし」 「女は度胸、男は愛嬌よ」 「下戸の肴(さかな)荒しはダメよ」 「私の最後の願いはね。ビートたけし、いや北野武さんに私の自叙伝を書いてもらうことなのよ」 「皿を嘗(な)めた猫が科(とが)を負うのは世の常なのよ」 「浅草ロック座だけは何とか残ったんです。だまされてばかりの人生ですね」 「人に頭を下げて借金するくらいなら、女は黙って『裸体』で金を稼いだ方がはるかにいいのよ」 「主人が死んだとき(子宮を)とっちゃったから。生理もなくなった。だから男っぽいし、元気なのかな」 日本の実業家。東京都台東区浅草のストリップ劇場であるロック座の元社長、後に会長、名誉会長。昭和中期に「東 八千代」の芸名で踊り子として活動した後、経営者に転向し、日本一といわれる劇場チェーンを築き上げた。その男勝りの性格や様々な武勇伝から「伝説の女傑」「浅草のドン」「浅草のゴッドマザー」とも呼ばれた。