トーベ・ヤンソンさんの残した言葉【ムーミン】1914年8月9日~2001年6月27日
「I own everything that I see and everything that pleases me. I own the entire world.」
(自分できれいだと思うものは、なんでもぼくのものさ。その気になれば、 世界中でもね。)
(スナフキン)「人の涙をもてあそんだり、人の悲しみをかえりみない者が涙を流すなんておかしいじゃないか。」
(スナフキン)「One can never be truly free if one admires others too much.」
(だれかを崇拝しすぎると、ほんとうの自由は得られないんだよ。)
(スナフキン)「大切なのは、自分のしたいことを、自分で知ってることだよ。」
(スナフキン)「Everything gets so difficult if you want to own things. I just look at them – and then when I continue on my way I can remember them in my head. I prefer that to dragging a suitcase.」
(なんでも自分のものにして、持って帰ろうとすると、むずかしいものなんだよ。ぼくは、見るだけにしているんだ。そして立ち去る時は、それを頭の中へしまっておくのさ。ぼくはそれで、かばんをもち歩くよりも、ずっとたのしいね。)
(スナフキン)「あんまり大袈裟に考えすぎない様にしろよ。何でも大きくしすぎちゃ駄目だぜ。」
(スナフキン)「長い旅行に必要なのは大きなカバンじゃなく、口ずさめる一つの歌さ。」
(スナフキン)「みんなに騒がられて、偉くなったように思ってはいけないよ。」
(スナフキン)「おだやかな人生なんて、あるわけがないですよ。」
(スナフキン)「この世にはいくら考えてもわからない、でも、長く生きることで解かってくる事がたくさんあると思う。」
(スナフキン)「Today we must do something very special, for it will be a glorious day.」
(今日、ぼくらは、とびっきり特別なことをしなくっちゃ!だって、すばらしい天気になりそうだもの。)
(スナフキン)「いつも優しく愛想良く、なんて、やってられないよ。理由はかんたん、時間がないんだ。」
(スナフキン)「人の目なんか気にしないで、思うとおりに暮らしていればいいのさ。」
(スナフキン)「だめだよ。僕は孤独になりたいんだ。来年の春、また会おう。」
(スナフキン)「ぼくは、あっちでくらしたり、こっちでくらしたりさ。今日はちょうどここにいただけで、明日はまたどこかへいくよ。テントでくらすって、いいものだぜ。きみたちは、どこかへ行くとちゅうかい?」
(スナフキン)「何か試してみようって時にはどうしたって危険が伴うんだ。」
(スナフキン)「眠っているときは、休んでいるときだ。春、また元気を取り戻すために。」
(スナフキン)「ぼくたちは本能にしたがって歩くのがいいんだ。ぼくは磁石なんか信用したことがないね。磁石は方角にたいする人間の自然な感覚を、くるわせるだけさ。」
(スナフキン)「人と違った考えを持つことは一向にかまわないさ。でも、その考えを無理やり他の人に押し付けてはいけないなあ。その人にはその人なりの考えがあるからね。」
(スナフキン)「自由が幸せだとは限らない。」
(スナフキン)「僕は自分の目で見たものしか信じない。けど、この目で見たものはどんなに馬鹿げたものでも信じるよ。」
(スナフキン)「いずれどっかへいくだろうさ…。それともどこへもいかないのかもしれないぜ…。どっちでもいいさ。このままで、とてもたのしいじゃないか。」
(スナフキン)「自然を感じるだろ…?強い風の前に立って自分達に向かって進んでくる雨を感じるのはなんて素晴らしいんだ。」
(スナフキン)「生きるっていうことは平和な事じゃないんですよ。」
(スナフキン)「あしたも、きのうも、遠く離れている。」
(スナフキン)「その奥さん、親戚は多いし知り合いも沢山いたんだ。でもね、言うまでもなく『知り合いが沢山居たって友達が一人も居ない』って事は有り得るんだよ。」
(スナフキン)「たとえ作品が壊れてしまったとしても、作ったときの感動は消えることはないんだ。」
(スナフキン)「世の中にはね、思い通りになってくれない相手の方が多いんだよ。おべっかばかりを使って友達になろうとするやつも同じくらい多い。僕はそんなやつは大嫌いさ。」
(スナフキン)「僕が探しているのは、おせっかいされないことさ。」
(スナフキン)「孤独になるには、旅に出るのがいちばんさ。」
(スナフキン)「それはいいテントだが、人間は、ものに執着せぬようにしなきゃな。すててしまえよ。小さなパンケーキ焼きの道具も。ぼくたちには、用のなくなった道具だもの。」
(スナフキン)「生き物にとって自然に振る舞うというのはとっても大事なことなんだ。」
(スナフキン)「僕は物心がついたときからたった一人で旅を続けてきた。多分、これからもそうするだろう。それが、僕にとっては自然なことなんだ。」
(スナフキン)「君たちも大人になればわかるさ。ある意味で、大人は子どもよりももっと子どもみたいになることがあるんだよ。」
(スナフキン)「たまには休むのもひとつの仕事じゃない?」
(スナフキン)「僕は大嫌いなやつがひとりだけいるんだ。あの公園番さ。べからず、べからず、と書いてある札なんか全部引っこ抜いてやるぞ!」
(スナフキン)「運命のドアも玄関のドアも開ける鍵穴は小さいものだよ。」
(スナフキン)「いざ泣こうとすると、泣けないことってあるだろ?」
(スナフキン)フィンランドのヘルシンキに生まれたスウェーデン語系フィンランド人の画家、小説家、ファンタジー作家、児童文学作家である。
15歳で政治風刺を中心とする雑誌『ガルム』の挿絵を描き始める。10代から20代にかけてはストックホルムの工芸専門学校、ヘルシンキの芸術大学、パリの美術学校などへ通った。代表的なキャラクターのムーミン・トロールは、小説としての『ムーミン』シリーズの執筆よりも早く1944年頃から『ガルム』誌に挿絵として登場する。1966年に国際アンデルセン賞作家賞、1984年にはフィンランド国民文学賞を受賞。
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