特攻隊員の遺書 茂木三郎少尉【母親へ】

遺言(母への言葉)

 僕はもう、お母さんの顔を見られなくなるかもしれない。
 お母さん、良く顔を見せて下さい。
 しかし、僕は何にも「カタミ」を残したくないんです。
 十年も二十年も過ぎてから「カタミ」を見てお母さんを泣かせるからです。
 お母さん、僕が郡山を去る日、自分の家の上空を飛びます。
 それが僕の別れのあいさつです。
まだまだ若い19歳の予科練出身者である。母を思う心が文面からあふれ出すようである。

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