故人が残した名言集【10月16日】
ダフネ・カルーアナ・ガリジアさんの残した最後の言葉【ジャーナリスト】1964年8月26日~2017年10月16日
「あちこちに不正を行っている人たちがいる。事態は深刻だ」
(死の30分前にブログに)(最後の言葉)
マルタの調査報道ジャーナリスト。
パナマ文書流出によって発覚した、マルタの首相ジョゼフ・ムスカットの妻ミシェル・ムスカット、同国官房長官コンラッド・ミッツィや首席補佐官キース・シェンブリの汚職疑惑を追及してきた。
また、2014年から国外の富裕層向けにマルタの市民権および旅券を高額で販売し始めた問題とパナマ文書との関連をとりあげていた。
アメリカ合衆国の政治ニュースサイトポリティコは、ガリチアを「2017年最もヨーロッパに衝撃を与えた28人」の1人に挙げた。
他方、与野党の政治家は彼女を名誉棄損で提訴していた。
2017年9月初め、自身のブログに「命を脅かされている」と記し、10月には脅迫を受けていると警察に相談し、10月16日、自宅近くで自動車に仕掛けられた爆弾の爆発により死亡した。
盛田幸妃さんの残した言葉【奇跡のストッパー】1969年11月21日~2015年10月16日
「苦難は福門なり」
北海道茅部郡鹿部町出身のプロ野球選手。
1994年から1997年までの登録名は盛田 幸希。
現役時代に脳腫瘍に罹患しながら、リハビリにより復活を遂げた。
だが、脳腫瘍は生涯盛田に付きまとい、2015年に、45歳の若さで生涯を閉じた。
150km/h以上のストレートと高速シュートを持ち味とした。
厳しい内角攻めを多投することで知られ、落合博満が特に苦手にしていた投手であり、通算50打数9安打(打率.180)に抑えられている。
近鉄では変化球でゴロを打たせるスタイルにモデルチェンジし、それがカムバック賞に繋がったと小谷正勝コーチが後年振り返っている。
マリー・アントワネットさんの残した言葉【革命に飲み込まれた王妃】1755年11月2日〜1793年10月16日
「If the people have no bread, let them eat cake.」
(パンがなければケーキ(ブリオッシュ)を食べたら良い。)「Letting everyone down would be my greatest unhappiness.」
(皆を悲しませることになれば私の最大の悲しみとなる。)「The king is full of kindnesses toward me, and I love him tenderly. But it is pitiable to see his weakness for Madame du Barri, who is the silliest and most impertinent creature that it is possible to conceive.」
(王は私にとっても優しい。私は王を深く愛しています。だけどデュ・バリー夫人は王の残念な欠点。彼女は考えうる中で最も無価値で失礼な生き物です。)「Tribulation first makes one realize what one is.」
(苦難に直面すると、まず自分が何者か考えることになる。)「In times of crisis, it is of utmost importance to keep one’s head.」
(危機の際は、頭を守ることがなにより重要なのです。)「It is true I am rather taken up with dress; but as to feathers, every one wears them, and it would seem extraordinary if I did not.」
(ドレスに夢中になっているのは事実。だけど私は着なかったけどみんなも着ている衣装も素晴らしいわよね。)「Of all waste, most blame for it is time consuming.」
(あらゆる無駄の中で、最もとがめるべきは時間の浪費だわ。)「I have seen all, I have heard all, I have forgotten all.」
(私はすべてを見た、すべてを聞いた、そしてすべてを忘れてしまった。)「You can be assured that I need no one’s guidance in anything concerning propriety.」
(礼儀作法について私は何も教わることはないと、思ってもらっていいわ。)「When the people who devote themselves to us were seen while doing unfortunate living, it’s that it’s natural to devote itself to their happy purpose above up to now.」
(不幸な暮らしをしながら私たちに尽くしてくれる人々がいるのなら、今よりさらに彼らの幸せのために身を捧げるのが当然のつとめです。)「I feel more and more, every day of my life, how much my dear mamma has done for my establishment. I was the youngest of all her daughters, and she has treated me as if I were the eldest, so that my whole soul is filled with the most tender gratitude.」
(今の自分があるのは、本当に私の大好きなママがよくしてくれていたの。毎日、ますますそう感じるようになっています。兄弟のなかで一番ちっちゃな女の子だったけど、ママは一番年上のように接してくれていた。最も優しい感謝の気持ちで全身が満たされました。)「Courage! I have shown it for years; think you I shall lose it at the moment when my sufferings are to end?」
(勇気!私は長年それを示してきたわ。私の苦しみが終わる瞬間に私の勇気も一緒に失うとお思い?)「I was a queen, and you took away my crown; a wife, and you killed my husband; a mother, and you deprived me of my children. My blood alone remains: take it, but do not make me suffer long.」
(私は王妃だった。あなたは私の王冠と妻としての地位を奪い、私の夫も私の母も殺した。私の子供たちも取り上げられた。残りは、私の血だけ。さぁ私の血を持って行きなさい。長く苦しませるのはやめてください。)「I wasn’t raised, I was built.」
(私は育てられたのではない、造られたのです。)「You do not need anything. All it was the end.」
(何もいりません。全て終わりました。)「It’s regret only that children are being left.It’s because kind you had easy with the one which is because there was a child, that I could live.I have to be leaving you who sacrificed everything for the location of the cruel state.」
(子どもたちを残していくことだけが心残りです。私が生きてこられたのは、あの子たちと、やさしく親切なあなたがいらっしゃったから。何もかも犠牲にしてくださったあなたを、私はなんという状態のなかに残していかなければならないのでしょう。)「What was really affecting was the tenderness and earnestness of the poor people, who, in spite of the taxes with which they are overwhelmed, were transported with joy at seeing us.」
(パリに入った時一番感動したのは、高い税金に苦しめられながらも私たちを見て喜んでくれた貧しい人々の優しさと熱心さでした。)「I should be very sorry if the Germans disapproved of me.」
(ドイツ人が私を非難するのならとても残念です。)「No one understands my ills, nor the terror that fills my breast, who does not know the heart of a mother.」
(誰も私の苦しみを理解しない、母の親心をわかろうとしない。私の心を満たす恐怖を。)「They desire it all the more because they know popularity will accrue rather to those who disturb than to those who maintain order.」
(秩序を守ろうとするより秩序を乱す方が民衆に人気が出ることを知っているので、もっともっと過激になろうとします。)「It is the nature of human beings, and especially of the mediocre ones, to wish to change everything.」
(すべてを変えたいと思うのが人間。特に平凡な人間の本質です。)「No harm will come to me. The Assembly is prepared to treat us leniently.」
(私たちに害が及ぶことはないわ。議会は私たちを丁寧に扱う準備ができています。)「And I will make thee beds of roses, And a thousand fragrant posies.」
(バラのベッドを作ってそして芳しい1000の花束を作るの。)「I am terrified of being bored.」
(退屈することを考えると恐ろしいわ。)「There is nothing new except what has been forgotten.」
(忘れてしまったこと以外で何も新しいことはないわ。)「Farewell, my children, forever. I go to your Father.」
(さようなら、私の子供たち、永遠に。私はあなたの父のところへ行くわ。)フランス国王ルイ16世の王妃。フランスの資本主義革命「フランス革命」で処刑された。マリア・テレジアの娘であり、ヨーロッパ史学では「美貌、純情な反面、軽率、わがまま」だったと考えられている。
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