故人が残した名言集【11月13日】

成田賢さんの残した言葉【サイボーグ009】1945年10月22日~2018年11月13日



「死ぬまで歌いますよ。声が出るうちは」



「今年で72歳(当時)過ぎるんですけど、精神年齢は26歳くらいだと思って生活してますね」



日本の歌手、ブルースハープ奏者。本名は成田 慶一。 満州国大連生まれ。

1979年に日本コロムビア関係者からオファーを受け、テレビアニメ『サイボーグ009』のオープニングテーマ「誰がために」を歌唱。

翌年には特撮テレビドラマ『電子戦隊デンジマン』の主題歌を担当するなど、テレビ主題歌の依頼が増えてきた矢先にオートバイ事故で負傷し、その後遺症のため1981年に一度歌手を引退。

それ以降は長らく表舞台から遠ざかっていたが、2007年1月7日に開催されたイベント「ANIME JAPAN FES 2007 "冬の陣"」で歌手活動を再開。

同年、特撮テレビドラマ『獣拳戦隊ゲキレンジャー』の挿入歌で26年ぶりの新曲を発表した。



ロナルド・ドーアさんの残した言葉【英国の日本研究者】1925年2月1日~2018年11月13日



「人間が一生懸命に働く時、お金はその理由の一部に過ぎない。」



イギリスの社会学者。専攻は日本の経済および社会構造、資本主義の比較研究で、知日派として知られる。

ロンドン大学名誉教授、同志社大学名誉文化博士。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス特別研究員、英国学士院会員、アメリカ芸術科学アカデミー会員、日本学士院客員。

国際ビジネス学会の紹介によると、実地調査に基づく理論構築に優れ、社会学のみならず、経済学、人類学、歴史学、比較産業研究の各分野に貢献した。



アレクサンドル・グロタンディークさんの残した言葉【数学者】1928年3月28日~2014年11月13日



「夢を失うことは泉を失うことだ。」



主にフランスで活躍した、ドイツ出身のユダヤ系フランス人の数学者である。

日本の数学界では彼は「グロタンディク」、「グロタンディック」、「グロタンディエク」、「グロタンディエック」、「グロテンディーク」、「グローテーンディーク」などと表記されている。

主要な業績にスキームの考案による代数幾何学の大幅な書き直し、l-進コホモロジー(エタール・コホモロジー)、クリスタリンヌ・コホモロジーの発見によるヴェイユ予想への貢献、モチーフおよびモチヴィック・ガロア群の考察、遠アーベル幾何学の提唱、子供のデッサン(Dessins d'enfants)の考察等、基本的かつ深い洞察から多くの新たなる分野を開拓した。

他降下理論、グロタンディーク群によるK理論への貢献、トポスの理論、アーベル圏によるホモロジー代数の統合、ガロア圏および淡中圏によるガロア理論の一般化などの業績がある。

またドリーニュ、イリュージー、ベルテロ等多くの有名な数学者を育てた。

数論幾何という用語を提案したのもグロタンディークである。



稲尾和久さんの残した言葉【鉄腕】1937年6月10日~2007年11月13日



「なぜ失敗したかより、なぜ成功したかが大事」



「どんなに優れた体力を持っていても、どんなに優れた技術を持っていても、最終的に体を動かすものは精神的なものであり、心理的なものである」



大分県別府市出身のプロ野球選手・コーチ・監督、解説者・評論家。血液型はB型。

シーズン42勝はヴィクトル・スタルヒンと並ぶNPBタイ記録、シーズン20与敬遠はNPB記録。

現役時代は西鉄ライオンズの主戦投手としてチームの3年連続日本一に貢献し、連投・多投の中で好成績を挙げたことから「鉄腕」の異名で呼ばれた。

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