故人が残した名言集【11月27日】
P・D・ジェイムズさんの残した言葉【推理作家】1920年8月3日~2014年11月27日
「神様はすべての鳥たちにエサを用意してくださっています。でも巣に投げ入れることまではしてくださいません。」
「子供を島に例えるなら、すべての子供が宝島です。」
「あなたは人生に何を望むかをちゃんと考えること。あとはそれにすべての力を注ぎ込めばいい。」
「あなたが書きたいものを書くことです。今の流行りや売れるかどうかなどを気にして書いてはいけません。」
「自分自身が大いに傷ついている時、人に寛大な気持ちで接することは難しいだろう。」
イギリスの女流推理作家である。
沈鬱な場面設定と緻密な描写、病院や官僚制に舞台を取る込み入った人間関係を描くことで知られる。
多くの作品で警視庁のアダム・ダルグリッシュが主人公として登場するが、『皮膚の下の頭蓋骨』などのコーデリア・グレイを主人公に据えた作品でも有名。
ほかに映画化された『人類の子供たち』などがある。
昇地三郎さんの残した言葉【しいのみ学園初代園長】1906年8月16日~2013年11月27日
「人は昔から、言葉を心の糧として生きてきました。私たちはできるだけよい言葉、よい教えにふれ、それを糧とすべく心術の工夫をしていかねばなりません」
日本の教育者、教育学者。教育学・心理学・精神医学が専門。日本初の知的障害児通園施設しいのみ学園を設立、運営した。
福岡教育大学教育学部教授、韓国社会事業大学教授・大学院長、社会福祉法人しいのみ学園理事長兼園長を歴任。
関西大学法学士、広島文理科大学文学博士、九州大学医学博士。
1954年、郊外に家のとなりに、1000坪を購入し、妻の実家の造り酒屋などを売却した金で養護学校「しいのみ学園」を設立。
障害児教育に挺身するが、2年後に違法行為があったとして認可取消処分を受ける。
当時はまだ学校教育法に基づく養護学校(現在の特別支援学校)制度が整備されていなかった時代であっただけに、日本初の障害児のための教育施設として注目を集めた。
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