故人が残した名言集【11月2日】

木村孝さんの残した言葉【染織研究家】1920年~2016年11月2日



「朝起きたら必ず『口角を上げる』。その習慣が幸せを呼び込みます」



「習慣は一回ごとに刻み込まれてゆく」



「友情を保つには努力が必要。男女関係と同じです」



「若いときこそ、心の贅沢をしなければ…」



「お稽古とは人間修行の場」



「今の時代、きものは『女』に戻るための手段」



「美は不特定多数のためではなく、自分のため」



「努力しても別れが訪れる。そういうのを『縁がなかった』といいます」



「一生仕事。そうすればプロになれる」



「一人のときこそ『気取り』を忘れずに」



「昨日のことは忘れる。『今日一日だけ』と思えば、頑張れます」



「小さな挫折はあなたを次のステップにつれていってくれる」



「きものは日本女性の精神安定剤」



「和の香りは、嫉妬を呼ばない香り」



「挨拶ひとつで、その場の空気を和ませることができるもの」



「こんな時代こそ、女性は心して着飾るべき」 



「結局、誠実であることが仕事を長く続けられる理由」



「おつかいものは『ほんのちょっとお邪魔します』という気持ちで」



「90歳を過ぎても化粧品に心がときめく」



「人に文句を言うエネルギーは、自分を磨くために使いましょう」



「マナーとは、人を思いやる心」



「仕事とは人間関係。ヴァーチャルに逃げず、人と会話を重ねて」



「相手につけ入らせる隙のない強さ、これも女性の魅力です」



「いい意味でのプライドがあるお嬢さんは、いつの時代でも輝く」



「女というものは『秘すれば花』」



「返事をしないのは子ども。“返事美人”になってください」



「例えどの様な職業や仕事を持ったとしても、本質的には自分は何色にも染まらない。」



「一友が増えると一憂が増える。出会いに期待しすぎないこと」



日本の染織研究家、随筆家。本名は小笠原孝。 映画『夜の河』で山本富士子が演じた主人公のモデルになったと言われている。



加藤治子さんの残した言葉【女優】1922年11月24日~2015年11月2日



「何か人生が分かったみたいに、人間ができたみたいにしてるのって性に合わないんですよ。自分の好きなことに、みっともないくらい、むきになっちゃう。そんな女でいたいのよ。」



日本の女優。血液型はAB型。

松竹少女歌劇学校を経て、1937年、御舟京子(みふね きょうこ)の芸名で松竹少女歌劇団に入る。

同期には、後の男役トップスター・小月冴子や曙ゆり、並木路子、矢口陽子(後の黒澤明夫人)、月城彰子(後の十代目・岩井半四郎夫人)などがいた。

1939年には東宝に迎えられ、『花つみ日記』で映画デビューする。

榎本健一の相手役など数本の映画に出演した。



ジョージ・バーナード・ショーさんの残した言葉【ノーベル文学賞】1856年7月26日~1950年11月2日



「A life spent making mistakes is not only more honorable, but more useful than a life spent doing nothing.」

(間違いを犯してばかりの人生は、何もしなかった人生よりも、あっぱれであるだけでなく、役に立つ。)



「Patriotism is your conviction that this country is superior to all other countries because you were born in it.」

(愛国心とは、自分が生まれたという理由で、その国が他よりも優れているという思い込みのことである。)



「The more things a man is ashamed of, the more respectable he is.」

(より多くのことを恥じているほど、より敬意に値する。)



「Better keep yourself clean and bright; you are the window through which you must see the world.」

(いつも自分をきれいに明るく磨いておくように。あなたは自分という窓を通して世界を見るのだから。)



「You are going to let the fear of poverty govern your life and your reward will be that you will eat, but you will not live.」

(貧乏に対する恐怖に人生を支配させてしまえば、その報酬として食べていくことができるだろう。しかし生きることはできなくなる。)



「If you have an apple and I have an apple and we exchange apples then you and I will still each have one apple. But if you have an idea and I have an idea and we exchange these ideas, then each of us will have two ideas.」

(もし君と僕がりんごを交換したら、持っているりんごはやはり、ひとつずつだ。でも、もし君と僕がアイデアを交換したら、持っているアイデアは2つずつになる。)



「Life isn’t about finding yourself. Life is about creating yourself.」

(人生とは自分を見つけることではない。人生とは自分を創ることである。)



「When a thing is funny, search it carefully for a hidden truth.」

(何かがおかしい時は、真実が隠れてないか気をつけろ。)



「Silence is the most perfect expression of scorn.」

(沈黙は軽蔑の最も優れた表現である。)



「If you teach a man anything, he will never learn.」

(もし人になにかを教えようとすれば、彼は何も学ばないだろう。)



「My method is to take the utmost trouble to find the right thing to say, and then to say it with the utmost levity.」

(私のやり方は、言うべき正しいことを最大限の骨を折って探し出し、その後、最大限の軽率さで言ってのけることである。)



「Beware of false knowledge; it is more dangerous than ignorance.」

(間違った知識には注意せよ。それは無知よりも危険である。)



「The power of accurate observation is commonly called cynicism by those who have not got it.」

(正確に観察する能力は、それを有していない人間から皮肉と呼ばれる。)



「We don’t stop playing because we grow old; we grow old because we stop playing.」

(年をとったから遊ばなくなるのではない。遊ばなくなるから年をとるのだ。)



「He who can, does. He who cannot, teaches.」

(できる者は実行する。できない者が教える。)



「When a stupid man is doing something he is ashamed of, he always declares that it is his duty.」

(愚か者は、自分が恥ずべきことをするとき、それは自分の義務だと言い張るものだ。)



「Make it a rule never to give a child a book you would not read yourself.」

(自分で読まないような書物を子供に与えないこと、それをルールとせよ。)



「Alcohol is the anesthesia by which we endure the operation of life.」

(酒は人生という手術を耐えさせてくれる麻酔薬だ。)



「When I was young I observed that nine out of every ten things I did were failures, so I did ten times more work.」

(私は若かりしころ、10のことを試しても9つがうまくいかないことがわかった。そこで10倍努力した。)



「Liberty means responsibilty. That is why most men dread it.」

(自由とは責任を意味する。だから、たいていの人間は自由を恐れる。)



「It is a woman’s business to get married as soon as possible, and a man’s to keep unmarried as long as he can.」

(できるだけ早く結婚することは女のビジネスであり、できるだけ結婚しないでいることは男のビジネスである。)



「Few people think more than two or three times a year; I have made an international reputation for myself by thinking once or twice a week.」

(一年に2、3回以上ものを考える人はほとんどいない。私が世界的な名声を確立したのは、一週間に1、2回ものを考えたからだ。)



「When a man wants to murder a tiger, it’s called sport; when the tiger wants to murder him it’s called ferocity.」

(人が虎を殺そうとする場合はスポーツと呼ばれ、虎が人を殺そうとする場合は狂暴と呼ばれる。)



「There are two tragedies in life. One is not to get your heart’s desire. The other is to get it.」

(人生には二つの悲劇がある。一つは願いが達せられないこと。もう一つはそれが達せられること。)



「He who has never hoped can never despair.」

(次希望を抱かぬ者は、失望することもない。)



「The golden rule is that there are no golden rules.」

(黄金律はないということが黄金律である。)



「Everything happens to everybody sooner or later if there is time enough.」

(時間が十分にあれば、すべてのことが遅かれ早かれ誰のもとにも起こりうる。)



「You can easily find people who are ten times as rich at sixty as they were at twenty; but not one of them will tell you that they are ten times as happy.」

(二十代の頃より10倍金持ちになったという六十代の人間を見つけることは簡単だ。だが、そのうちのだれもが10倍幸せになったとは言わないはずだ。)



「This is the true joy in life, the being used for a purpose recognized by yourself as a mighty one.」

(人生における真の喜びは、偉大だと思える目的のために生きることである。)



「The worst sin toward our fellow creatures is not to hate them, but to be indifferent to them: that’s the essense of inhumanity.」

(人類同胞に対する最大の罪は、彼らを憎むことではなく、無関心であることだ。それこそ非人間性の本質である。)



「It is dangerous to be sincere unless you are also stupid.」

(愚か者でないならば、誠実であることは危険である。)



「First love is only a little foolishness and a lot of curiosity.」

(初恋とは少しばかりの愚かさと、あり余る好奇心のことだ。)



「Youth, which is forgiven everything, forgives itself nothing: age, which forgives itself everything, is forgiven nothing.」

(若いうちはすべてが許され、何も許そうとしない。歳を経るとすべてを許すようになり、何も許されなくなる。)



「There is no love sincerer than the love of food.」

(食べ物に対する愛より誠実な愛はない。)



「Most people do not pray; they only beg.」

(神に祈る人間などほとんどいない。ただ物乞いをしているだけだ。)



「You’ll never have a quiet world till you knock the patriotism out of the human race.」

(人類から愛国心を叩き出さないかぎり、決して平穏な世界に住むことはできないだろう。)



「All great truths begin as blasphemies.」

(すべての偉大な真理は、最初は冒涜の言葉として出発する。)



「The secret of success is to offend the greatest number of people.」

(成功の秘訣は、多数に逆らうこと。)



「Reading made Don Quixote a gentleman. Believing what he read made him mad.」

(ドンキホーテは読書によって紳士になった。そして読んだ内容を信じたために狂人となった。)



「為すべきことは熱を与えることではなく、光を与えることなのだ。」



「家庭はどこで始まるか?若い男と若い娘が恋愛に陥ることから始まる。これ以上立派な道は、まだ発見されていない。」



「人間を賢くし人間を偉大にするものは、過去の経験ではなく、未来に対する期待である。なぜならば、期待をもつ人間は、何歳になっても勉強するからである。」



「誰かに助言するのは、キスするのと似ている。お金がかからないし、するのが楽しい。」 



「恋のことなら、どんなにロマンチックでもいいんです。」



「もし人になにかを教えようとすれば、彼は何も学ばないだろう。」



「みじめな気持ちになる秘訣は、自分が幸福であるか否かについて考えるひまを持つことだ。」



「有能な者は行動するが、無能な者は講釈ばかりする。」



「この世で何かまともなことをしたいと思っている男には、ガールハントのような、時間も金もかかる狩りをなしとげる余裕なんかない。」 



「精神にとって、休閑期は種まき時と同じように重要だ。肉体だって耕作しすぎたら疲れてしまう。」



「情熱なき人は善人にも悪人にもなれず。」



「恋愛とは女が男を追いかけることだ。女のほうはじっとしているのだから、女は男を待っているかのように見えるが、それはクモが無邪気なハエを網のほうへひきつけるのと同じやり方なのだ。」



「人間ってものは自分が無鉄砲で悪い者であると思いたがる。だが、実はそのどっちでもない。ただ臆病だというだけさ。」



「良識を求めることのできない人間には三種類ある。恋をしている男。恋をしている女。そして、恋をしていない女である。」



「話す言葉によって、その人の価値は決まる。」



「我々が見たいのは、知識を追い求める子供の姿であって、子供を追い回す知識ではない。」 



「近代の社会においては、確信のない金を持っている男は、節操のない、貧しい女よりもさらに危険である。」



「自分が心から偉大な目標だと思うものに身を捧げること。言い換えれば、自分自身が廃品同様にならないうちに心ゆくまで使い切ってしまうこと。これこそ『自然の力』であり、人生の真の喜びはここにある。」



「私が一つの欲望を持つかぎり、私は一つの生きる理由を持つ。満足は死である。」



「あらゆる人間の闘争のうちで、男の芸術家と母としての女の闘争ほど、残忍かつ悲惨なものはない。」



「近代文明を讃美するのは、だいたいにおいて蒸気機関や電信を文明だと思いこんでいる連中である。」



「自分が他人にしてほしいと思うことを、他人にも同じようにしてやるべきではない。その人の好みが自分と一致するとは限らないからだ。」



「あまり他人の同情を求めると、軽蔑という景品がついてくる。」



「人は習慣を好む、なぜなら、それを作ったのは自分だから。」



「嘘つきに与えられる罰は、少なくとも彼が人から信じられなくなるということではない。むしろ、彼が誰をも信じられなくなるということである。」



「結婚するやつは馬鹿だ。しないやつはもっと馬鹿だ。」



「物分りのいい人は自分を世の中に適合させる。わからず屋は自分に世の中を適合させようと頑張る。だから、全ての進歩はわからず屋のおかげである。」



「肩書きは、中才を際立たせ、大才の邪魔をし、小才によって汚される。」



「僕が思うにだ、女は女の生活をしようとする。男は男の生活をしようとする。そしてお互いに、相手を引っ張り合って、とんでもない方向に行ってしまうんだ。」



アイルランドの文学者、脚本家、劇作家、評論家、政治家、教育家、ジャーナリスト。 ヴィクトリア朝時代から近代にかけて、イギリスやアメリカ合衆国など英語圏の国々で多様な功績を残した才人として知られている。

バーナード・ショーの功績の中でも、特に文学者と教育家としての活躍が有名である。

イギリス近代演劇の確立者として精力的に作品を書き続け、94歳で没するまでに53本もの戯曲を残し、「他に類を見ない風刺に満ち、理想性と人間性を描いた作品を送り出した」として1925年にノーベル文学賞を受賞した。


北原白秋さんの残した言葉【天才詩人】1885年1月25日~1942年11月2日


「自分の弱さを心から知り得たとき、人は真から強くなる。真の自分を見出す。」



「他流を知ることは自己を知ることである。」



「苦悩は我をして光らしむ、苦悩は我が霊魂を光らしむ。」



「師は選ぶべきである。が、また弟子も選ばるべきである。」



「この心いよよはだかとなりにけり涙ながるる涙ながるる。」



「誰もみな善い美しいものを見たときに、自分もまた善くならなければならない。と考へる貴重な反省。最も秀れた精神に根ざしたものは、人心の内奥から涙を誘ひ、洗ひ清めるのである。」



「言葉の一つ一つはかの黒の朱のてんとう虫の如く、羽立てて鳴る。微かに鳴る。言葉の一つ一つはすべてが生ける言霊である。生物である。」



「二人デ居タレドマダ淋シ。一人ニナツタラナホ淋シ。シンジツ二人ハ遣瀬ナシ。シンジツ一人ハ堪ヘガタシ。」



「草を見る心は己自身を見る心である。 木を知るる心は己自身を識る心である。」



「子供に還らなければ、何一つこのかたじけない大自然のいのちの流れをほんとうにわかる筈はありません。」



「薔薇ノ木ニ 薔薇ノ花サク ナニゴトノ 不思議ナケレド。」



日本の詩人、童謡作家、歌人。本名は北原 隆吉。 詩、童謡、短歌以外にも、新民謡の分野でも傑作を残している。生涯に数多くの詩歌を残し、今なお歌い継がれる童謡を数多く発表し、活躍した時代は「白露時代」と呼ばれ、三木露風と並んで評される、近代の日本を代表する詩人である。

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