故人が残した名言集【12月21日】
アン・フィリッパ・ピアスさんの残した言葉【児童文学作家】1920年1月22日~2006年12月21日
「私たちはそんなにわくわくどきどきするような人生を送る必要はない。送らなくてもそういう人生にも意味は十分に見出すことができる。」
イギリスの児童文学作家。 ケンブリッジシャーのグレイト・シェルフォードという村の代々続いたキングス製粉工場で育った。
ピアスの最も有名な作品『トムは真夜中の庭で』(Tom's Midnight Garden )は、時をテーマにした小説の古典といわれるようになり、映画化され、また何度もTV化されている。
「真夜中の庭」は、実際に彼女が育った製粉工場の庭をモデルにしたものである。彼女はこの作品で、カーネギー賞を受賞している。
ジョージ・パットンさんの残した言葉【アメリカの陸軍軍人】1885年11月11日~1945年12月21日
「Success is how high you bounce when you hit bottom.」
(成功とは、どん底から高く跳ね上がること。)
「恐怖心は、死よりも多くの人を殺してしまう。」
「人々に物事のやり方を教えるな。何をすべきかを教えろ。そうすればあなたは、彼らの才能に驚嘆することになるだろう。」
「彼の死を悲しんではならない。彼のようなすばらしい奴と出会えたことを喜ばなくてはならない。」
「1オンスの汗が、1ガロンの流血を防ぐ。『急く』とは、きちんと偵察をせず、援護火器を準備せず、すべての要因を活用していないことを言う。こんな戦闘計画は戦闘開始までは早いが、片をつけるまで結局長くかかる。」
「良いと思われる計画を、今すぐ強力に実行する方が、来週、完全な計画を、実行するよりずっと良い。」
「80%の可能性があれば、力づくでも実行せよ!」
「計算されたリスクを犯せ。それは向こう見ずで、あることとは、まったく異なる。」
「勝利は、危険の中にこそ存在する。」
「ひたむきにやらねばならない。こうと決めたら、それに向かって邁進せよ!」
アメリカの陸軍軍人。モットーは「大胆不敵であれ!」。
第二次世界大戦時にアフリカ戦線・欧州戦線で活躍したアメリカ陸軍の将軍。
F・スコット・フィッツジェラルドさんの残した言葉【グレート・ギャツビー】1896年9月24日~1940年12月21日
「Whenever you feel like criticizing anyone, just remember that all the people in this world haven’t had the advantages that you’ve had.」
(誰かのことを批判したくなったときには、世間のすべての人がおまえのように恵まれているわけではないということをちょっと思いだしてみるのだ。)「Vitality shows in not only the ability to persist but the ability to start over.」
(精神力とは、物事をやり抜く力だけでなく、物事を一からやり直す能力にも示されるものだ。)「Never confuse a single defeat with a final defeat.」
(たったひとつの敗北を、決定的な敗北と勘違いしてはいけない。)「Genius is the ability to put into effect what is on your mind.」
(天才とは、心の中にあるものを実行する能力である。)「The test of a first-rate intelligence is the ability to hold two opposed ideas in mind at the same time and still retain the ability to function.」
(優れた知性とは、二つの対立する概念を同時に抱きながら、その機能を充分に発揮していくことができるということだ。)「There are all kinds of love in this world, but never the same love twice.」
(この世界にはあらゆる形の愛があるが、同じ愛は二つとない。)「There’s no substitute for will. Sometimes you have to fake will when you don’t feel it at all.」
(意志には代用品がない。自分のなかに意志をまったく感じられないときは、嘘でもいいから意志をつくることだ。)「Great books write themselves, only bad books have to be written.」
(偉大な小説は自分で筆をとる。ひどい小説は作家が筆をとる。)「First you take a drink, then the drink takes a drink, then the drink takes you.」
(最初は君が酒を飲む。それから酒が酒を飲み、最後に酒が君を飲む。)「Nothing is as obnoxious as other people’s luck.」
(他人の幸運ほど不快なものはないね。)「You don’t write because you want to say something, you write because you have something to say.」
(何かを言いたいから書くのではない。何か言うべきことがあるから書くのだ。)「No grand idea was ever born in a conference, but a lot of foolish ideas have died there.」
(大いなる思考は会議で生まれたことはなかったが、馬鹿な多くの考え方もそこで死滅した。)「Reserving judgements is a matter of infinite hope.」
(判断をさし控えることは、無限に希望を抱くことである。)「恋をしているということは素晴らしい。あなたはたくさんのほめ言葉をもらえるし、自分をたいした男だと思いはじめる。」
「Show me a hero and I’ll write you a tragedy.」
(ヒーローを見せてごらん。わたしが悲劇を書いてあげよう。)「All good writing is swimming under water and holding your breath.」
(すべての良い文章は、水中で泳ぎながら、あなたの息を止めさせる。)「It takes a genius to whine appealingly.」
(魅力的に愚痴を言うには、天才でなければならない。)「There are only the pursued, the pursuing, the busy and the tired.」
(追求され、追求し、忙しく、疲れる。あるのはそれだけだ。)「Forgotten is forgiven.」
(忘れられることは、許されること。)「So we beat on, boats against the current, borne back ceaselessly into the past.」
(だからこそ我々は、前へ前へと進み続けるのだ。流れに立ち向かうボートのように、絶え間なく過去へと押し戻されながらも。)「In a real dark night of the soul, it is always three o’clock in the morning, day after day.」
(魂の暗黒の闇の中では、時刻はいつも午前三時だ。)「There are no second acts in American lives.」
(アメリカ人の人生に第二幕はない。)「Gatby was a tour de force, but this is a confession of faith.」
(ギャツビーは傑作だった。だがこの作品(夜はやさし)は信仰の告白なんだ。)「Character is plot, plot is character.」
(登場人物がプロットで、プロットが登場人物だ。)アメリカの小説家、短編小説家。一般には筆名のF・スコット・フィッツジェラルドとして知られる。
1920年代の「失われた世代」の作家の一人とみなされ、狂騒の「ジャズ・エイジ」を描いたその作品は後世の多くの作家に影響を与えた。
生前に発表した長編小説は4作品にすぎないものの、今日では20世紀のアメリカ文学を代表する小説家の一人としてその名を残している。
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