故人が残した名言集【2月5日】

カーク・ダグラスさんの残した言葉【ハリウッドの伝説】1916年12月9日~2020年2月5日



「生まれる時代を間違えた!わしがあと30歳若けりゃな。」



「多くのアメリカ人が家庭でこう言われて育ったに違いいない。ユダヤ人を差別するのは仕方のないことだ。国のしきたりなのだ。しかし私はその差別のおかげで頑張れた。人はしょせん、自分で自分の背中を押すしかないのだ。」



アメリカ合衆国の俳優、映画プロデューサー。
映画「スパルタカス」「OK牧場の決斗」などで知られる。俳優のマイケル・ダグラスは息子。



堀文子さんの残した言葉【日本画家】1918年7月2日~2019年2月5日



「本当にやりたかったことは忘れずに諦めないでいれば、何十年と月日が過ぎても、不思議とチャンスはやってくるんです。いくつになっても、誰にでも、あきらめなければそのチャンスはきます。」



「『反省なんてしたらダメなんです。反省したら前のところに留まってそこから上には行けないのです。』反省は、失敗したことを叱るお説教みたいなものですから、これから進む前に戻れということになるわけでしょう。」



「私は人に迷惑をかけますから、ひとりを選ぶんです。私には習慣性がないんです。同じことの繰り返しが嫌いなんです。人を見るときも本能で、好きか嫌いかで、損得ではきめません。地位や名誉、肩書きなんてうつろいやすいもので、それにふりまわされないようにすることです。」



「私も機嫌よく死にたい。生き生きと死にたいということは、たくさんの先輩から学びました。そういう方がこの世からどんどん消えていきます。老残のかけらも見えぬ、阿部なを先生の迫力の原動力が知りたかった。『死ぬまでに体の悪い所は直しておかないと。』何というすごい生き方だ。」



「現状を維持していれば無事平穏ですが、新鮮な感動からは見捨てられるだけです。私は岐路に立たされたときは必ず、未知で困難な方を選ぶようにしています。」



「嘘をついたり、ごまかしたり、飾ったりしていると、自分の体のなかに自然があることがわからなくなってしまう。細胞もおかしくなるに違いない。嘘をつくと嘘の電流が体のなかに流れるんだと思います。」



「身体が衰えてきますと、誰でもが何もできない諦めの老人と思うでしょう。(けれども、私は知らなかったことが日に日に増えてきます)いままで『知っている』と思っていたことが、本当は『知らなかった』と。それが、だんだんわかってくるのです。」



「群れをなさないで生きることは、現代社会ではあり得ないことです。何をするにしても誰かと一緒にしなければならない。それを私はしないよう道を選んで、私のような職人にはよかったと思います。」



「人間誰でもいろいろな意味で、悩んだり、悔しかったり、ひどい目に遭ったり、生きるということは毎日が大騒ぎじゃないですか。そんなときに、お説教されるのは嫌ですが、何か自分の気持ちに相応しい言葉と出合ったりするのは嬉しいものです。」



「みんなひとりが寂しいといいますが、人といれば本当に寂しくないのかしら?人はそもそも孤独なんです。」



日本画家。東京市麹町区平河町生まれ。



ジーノ・ロートさんの残した言葉【ミュージシャン】1956年6月30日~2018年2月5日



「人生で満たされたない(幸せでない)と感じる一番の理由は、自分達が人間という存在であるからだと思う。」



「私達はみな美の素質を持ち、そして可能性を持って生まれてくる。重要なのは、それらを内外部から上手く刺激していくことだ。」



「人間、希望だけでは生きていけない。生きていくためには稼がなくてはいけないんだ。」



「この世界を変えるために戦う中でもっとも効果的な“武器”となるのは、現状を変えるための真の長く続く代替(オルタナティヴ)を創り出すことである。そして、その力の源となるのが魂の力なのだ。」



「アーティストというのはドイツでは認められていないんだよ。ドイツで『私はミュージシャンだ』と言っても、『なるほど。それで仕事は?』と言われる。ドイツでは総てを金で測るんだ。」



「高校時代はマティアス・ヤプス(SCORPIONS)とずっと仲が良く、学校の帰り道に馬鹿話をしたり、一緒に音楽を聴いたり、2人でパガニーニを礼賛したりしたものだった。」



「己の存在という長く困難な迷路に戸惑い、行く先の道を照らすものがないと感じた時も、山のはるか向こうにあるかもしれない運命を信じて歩き続ける。人生とはそういうものだ。」



「可能性を限定してしまうのは、あなた自身なのだ。自分自身の肉体を超えてみると、内包されていた未知の感覚を感じることができる。」



 「時間の枠組みというのはゴムで出来ていて、伸ばそうと思えばいくらでも伸ばせるものなんだよ。」



「Do not follow any one but the voice of your own true Self.」

(自分自身の内なる声を聴け。ほかの声には惑わされるな。)



「Our senses are limited only to the extent that we limit our Selves. Transcend the merely physical aspect of your existence, and your inner senses will grow.」

(可能性を限定してしまうのは、あなた自身なのだ。自分自身の肉体を越えてみると、内包されていた未知の感覚を感じることができる。)



 「The future lies in our hands. After times of dark, Rebirth will follow and new hope will come with the children. They bring the Light to this world.」

(未来はわれわれの手の中にある。いくつもの暗い時代を越えて、再生と希望は、子どもたちとともにやってくる。子どもたちはこの世界に光を持ってやってくるのである。)



「I believe in Christ, without being a “Christian”, I believe in Buddha, without being a “Buddhist”, I believe in many concepts of the old Indian religions, without being a “Hindu”, I believe in God without being “religious” in a formal sense, I believe in myself without being “selfish”…」

(ジーザスを信じるのにクリスチャンになる必要はなく、仏陀を信じるのに仏教徒になる必要はない。ヒンドゥー教徒にならずとも、古いインド哲学の多くの思想を信じることはでき、宗教家になることなく神を信じることができる。そして、利己的になることなく自分を信じる…。)



ドイツ出身のロックミュージシャン、シンガーソングライター、作家。


トーマス・カーライルさんの残した言葉【フランス革命史】1795年12月4日~1881年2月5日


「Conviction is worthless unless it is converted into conduct.」

(信念は、行動に移さなければ価値がない。)


「The end of man is an action, and not a thought.」

(人生の目的は行為にして、思想にあらず。)


「A man lives by believing something: not by debating and arguing about many things.」

(人は何かを信じることによって生きる。いろんなことを論じあうことによってではない。)


「Genius is an infinite capacity for taking pains.」

(天才とは、無限に努力できる能力のことである。)


「A strong mind always hopes, and has always cause to hope.」

(強い精神は常に希望を抱き、希望の根拠をもつ。)


「No pressure, no diamonds.」

(圧力がなければ、ダイヤモンドは生まれない。)


「Be not a slave of words.」

(言葉の奴隷になるな。)


「Only the person of worth can recognize the worth in others.」

(価値ある人間だけが、他人の持つ価値を理解できる。)


「The crash of the whole solar and stellar systems could only kill you once.」

(たとえ太陽系と天体のすべてが壊れたとしても、君が死ぬのは一回きりだ。)


「The greatest of faults, I should say, is to be conscious of none.」

(失敗の最たるものは、失敗した事を自覚しないことである。)


「It is the heart always that sees, before the head can see.」

(いつだって心は頭より先に物事をつかんでいる。)


「The most fearful unbelief is unbelief in yourself.」

(もっとも恐ろしい疑念は、自分自身に対する疑念である。)


「変化は苦痛だが、それは常に必要なものだ。」



「A great man shows his greatness by the way he treats little men.」

(自分より立場の弱い人に対する接し方に、人の偉大さは現れる。)


「明確な目的があれば、起伏の多い道でも前進できる。目的がないと、平坦な道でも前進できない。」



「I don’t like to talk much with people who always agree with me. It is amusing to coquette with an echo for a little while, but one soon tires of it.」

(私は自分にいつも賛同する人とは多くを話したくない。しばしの間、反響と戯れることも楽しいが、誰でもすぐに飽きてしまう。)


「The wealth of a man is the number of things which he loves and blesses, which he is loved and blessed by.」

(人の富とは、その人が愛し祝福するものと、その人を愛し祝福してくれるものとの合計のことである。)


「人は人間を着物をとおして洞察せねばならない。そして、着物を無視することを学ばねばならない。」



「Our main business is not to see what lies dimly at a distance, but to do what lies clearly at hand.」

(人生で最も大切なことは、はるか彼方にあるものを見ようとすることではなく、目の前にはっきり見えるものをきちんと実行することだ。)


「社会はいかなる時代にも、人の実力の発揮を妨げない。」



「真の生活は、自己否定が始まるときに開始される。」



「自分よりも優れた人を称賛できる心。それが人間が持ちうる最も素晴らしい心である。」



「A loving heart is the beginning of all knowledge.」

(愛情ある心が、すべての知識の初めである。)


「A man without a goal is like a ship without a rudder.」

(目標のない人間は、舵のない船のようである。)


「Every noble work is at first impossible.」

(すべての大偉業は、最初は不可能といわれた。)


「Adversity is the diamond dust Heaven polishes its jewels with.」

(逆境とは、天が自分の宝石を磨くときに使うダイヤの粉塵のことだ。)


「It is the first of all problems for a man to find out what kind of work he is to do in this universe.」

(人間にとって最優先課題は、この世で自分がなすべき仕事を見出すことだ。)


「Men do less than they ought, unless they do all that they can.」

(人が出来ることすべてをしないなら、そのうち、しなければならないことすら出来なくなる。)


「お前がなすことによって獲得した知識以外には、お前は知識を所有しているとはとてもいえまい。」



「Experience is the best of schoolmaster, only the school-fees are heavy.」

(経験は最良の教師である。ただし授業料が高すぎる。)


「大多数の人々は保守的であり、新しいものを中々信じようとしない。だが現実の多くの失敗には辛抱強い。」



「現在というものは、過去のすべての生きた集大成である。」



「虚栄は虚偽の産物である。」



「人間を船にたとえると、九十五パーセントの人が舵のない船に相当する。『いつかは、豊かで繁栄した港に流れ着くだろう』という甘い希望を抱きながら、風と潮の変化のままに、手をこまねいて漂流している。こんな船は、たいていは岩にぶつかったり、座礁したりして沈没してしまうものだ。」



「同じ花崗岩のかたまりも、弱い人にとっては、道の障害物になる。しかし、強い人にとっては、道に置かれた踏み台となる。」



「理想はわれわれ自身の中にある。同時に、理想の達成を阻むもろもろの障害もまた、われわれ自身の中にある。」



「人の天性は良草を生ずるか、雑草を生ずるか、いずれかである。したがって、折をみて良草に水をやり、雑草を取り除かねばならない。」



「羞恥心は、あらゆる徳の源泉である。」



「人に望まれ賞讃される勇気は、美しく死ぬ勇気ではなく、男らしく生きる勇気である。」



「争いの場合、怒りを感ずるや否や、我々はもはや真理のためではなく、怒りのために争う。」



「働くことができない、人間として使命を果たすことができない、これが結局、人間の唯一の不幸なのである。」



「人間が人間に与える力は無限である。」



「恋愛は発狂ではないが、両者には共通点が多い。」



「名声は価値の確かな証跡であり、その可能性にすぎない。名声は人間の偶発的な出来事であって、財産ではない。」



「ジャーナリズムの力は大きい。世界を説得しうるような有能な編集者はすべて、世界の支配者ではなかろうか。」



「Blessed is he who has found his work; let him ask no other blessedness.」

(成すべきことを見つけたものは幸いである。その人に他の幸福を求めさせてはならない。)


「He who has health, has hope; and he who has hope, has everything.」

(健康を持つ人は希望を持つ。希望を持つ人はすべてを持つ。)


「Science must have originated in the feeling that something was wrong.」

(「何かおかしい」という感覚が、科学の起源に違いない。)


「すべてのことにおいて、人間は苦悩をくぐり抜けて完成されるのである。」



「沈黙は口論よりも雄弁である。」



「伝記のみが真の歴史である。」



「この国民にして、この政府あり。」



「誠実さ、深く偉大で純粋の誠実さこそ英雄的な人の第一の特色である。」



「The three great elements of modern civilization, Gun powder, Printing, and the Protestant religion.」

(近代文明における三つの大いなる要素は、火薬と印刷と新教徒の宗教である。)


「No man who has once heartily and wholly laughed can be altogether irreclaimably bad.」

(一度でも心から全身全霊をもって笑ったことのある人間は、救いがたいほどの悪人にはなれない。)


「人を動かして説得しようとするものは、おのれがまず感動し、おのれを説得することから始めなければならぬ。」



「A person usually has two reasons for doing something: a good reason and the real reason.」

(人が何かをするには二つの理由がある。人聞きのよい理由と本当の理由である。)


「ほんとうのユーモアは、頭より心からわき上がってくるものです。」



「天才とは、本質を見抜く人である。」



「逆境は時に人間にとってつらいことがある。しかし順境によく耐えうる人一人に対して、逆境に耐えられる人は二百人もあろう。」



「The history of the world is but the biography of great men.」

(世界の歴史とは、まさに偉人伝である。)


「健康な人は自分の健康に気がつかない。病人だけが健康を知っている。」



「History, a distillation of rumor.」

(歴史はうわさを蒸留したものである。)


「真理は喝采では作れない。是非は投票では決められない。」



「最大の欠点は、何人も自覚してない。」



「人間とは何か?愚かな赤ん坊だ。無駄に努力し、戦い、いらだち、何もかも欲しがりながら、何にも値せず、小さな墓をただ一つ得るだけだ。」



「Silence is the element in which great things fashion themselves together.」

(沈黙は偉大な事柄を形づくる要素である。)


「Music is well said to be the speech of angels.」

(音楽は、天使たちの語らいである。)


「Man is a tool-using animal. Without tools he is nothing, with tools he is all.」

(人間は道具を使う動物である。道具なしでは無であり、道具があるとすべてである。)


「暴力は正義すらも不正に行う。」



「平和を保つ最善策は、戦争当事者が自分は絞首刑にふさわしい者だと感ずることである。」



「労力なければ安楽もなく休息もなし。」



「自然は神の生きた服装である。」



19世紀イギリスの歴史家・評論家。 スコットランドのダンフリーズ・アンド・ ガロウェイ、エクルフェカン出身。 代表作には、『英雄崇拝論』、『フランス革命史』、『オリバー・クロムウェル』、『衣装哲学』、『過去と現在』などがある。ドイツ文学を研究したことでも知られ、ゲーテとの往復書簡がある。

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