故人が残した名言集【3月28日】

マルク・シャガールさんの残した言葉【愛の画家】1887年7月7日~1985年3月28日



「Life has only one color. Like the palette of art, the color gives us the meaning of life and art; that’s love.」

(人生には単一の色がある。芸術のパレットと同じ様に、その色は人生と芸術の意味を与えてくれる。それは愛という色だ。)



「絵を描きあげたとき、私は最終テストとして、神の制作物、石や、花、小枝、あるいは私の手を絵の上にかざす。もし、絵画が人の作りえぬものに寄り添うならば、その絵画は本物である。もし、衝突するならば、それは失敗作である。」



「私を幻想的と呼ばないでほしい。反対に私はレアリストなのだ。私は大地を愛している。」 



「As for colors, similar ones are friends and opposite ones are lovers.」

(色は、近い色同士が友人で、反対の色同士が恋人。)



「Only God helps me, and I shed my tears of truth in front of my picture. In my picture,my wrinkles and countenance remains and there, my forever-flowing soul will stay.」

(ただ神のみが手をかして、私は自分の絵の前で、真実の涙を流すのだ。私の絵に、私の皺、私の蒼白の顔色が残り、そこに、永遠に流動する私の魂が止まるだろう。)



「自分自身を完全に打ち込ませなければならない。仮に99パーセントしかのめりこめないのであれば、情熱が足りないか、才能が足りないかのいずれかだ。」



「Love is my only interest, so I’m concerned just with the things surrounding love.」

(愛だけが私の興味を引くものだから、愛を取り巻くものとしか私はかかわりを持たない。)



「Time is a river without shores.」

(時間は岸のない川である。)



「ただ自分の論理と理性を持つ真摯な心だけが自由なのだ。文学が不条理であろうとも、最も純粋であると人々に言われる段階にまで達したのは、魂それ自身によったのである。」



「When I create something whole-heartedly, mostly anything goes well. When I create something after many thoughts, it is almost useless. 」

(心を込めて創り出した時は、たいてい何でもうまく行く。頭を捻ってひねって作り出しても、おおよそ無駄である。)



「個人的には、私は科学的な傾向は芸術にとって喜ぶべきものとは考えていない。印象主義も立体主義も私には無縁のものだ。」



「As I see it, art is especially the attitude of my soul ; Everybody's soul is sacred,and the soul of every two-legged animal everywhere on the earth is sacred.」

(芸術はとくに魂のあり方なのだと私には思われる。すべての人の魂は神聖なもので、地上どこにでもいるすべての両足動物の魂は神聖だ。)



20世紀のロシア出身のフランスの画家。
1887年7月7日、帝政ロシア領ヴィテブスクにて、父ザハール、母フェイガ・イタの元に9人兄弟の長男、モイシェ・セガルとして生まれた。後にパリでマルクと名乗るようになる。故郷ヴィテブスクは人口65000人の半分以上をユダヤ人が占めている町で、シャガール自身もユダヤ系である。生涯、妻ベラを一途に敬愛していたこと、ベラへの愛や結婚をテーマとした作品を多く製作していることから別名「愛の画家」と呼ばれる。

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