故人が残した名言集【4月13日】
トニー・ブザンさんの残した言葉【著述家】1942年6月2日~2019年4月13日
「脳の中では、何百万という無数の脳細胞が学習、記憶、思考、想像の作業に関わっています。まあ、一種のミニ国家のようなものですね。それを統治する皇帝は、私たち自身です。皇帝が色と想像力を駆使することで、脳の中の国民が課題に取り組み適切な答えを導き出してくれます。しかし、教育の現場もビジネスの現場も、コミュニケーションから色が奪われています。脳の活動は不活発になり、私たちは自らを飢えさせてしまっています。」
「日本のビジネス誌には、『日本は深刻な創造性の危機に瀕している』といった内容の記事がよく載っているようですね。では、他国はどうでしょうか。面白いことに中国では、中国のメディアが『中国は創造性の危機にある』といっています。アメリカでも『ハーバード・ビジネス・レビュー』などの主要メディアが、「教育システムに創造性のある考え方を採りこまなければ、50年以内にアメリカは崩壊する」と警告しています。イギリスも同様です。」
「これからの時代は、人口数百万人規模の小さな国家でも、国民のすべてが創造性のある思考を身につけ、その能力をサービス業や技術革新に集中させれば、アメリカや中国、日本といった大国を脅かす存在になるはずです。創造性に関心を持たない国は後れを取り、つらい道を進むことになるでしょう。」
「過去から未来までを見通したうえで、来年の計画を考えましょう。来年のことだけを考えるより、グンと視野が広がり、思考も深まるはずです。」
「脳はカラフルなモノを見る方がよく働く。」
「100年後までのビジョンを持っている企業ほど強い。個人も同じ。」
「企業経営でも、短期計画ばかりに注力する企業は途中で立ち行かなくなる。」
イギリスの著述家。
ギュンター・グラスさんの残した言葉【小説家・ノーベル賞】1927年10月16日~2015年4月13日
「私は森に行くといつも驚かされる。そこには私の空想などを超えた大いなるファンタジーが広がっている。」
「ユーモアはある種の温かさの代用になる。」
「人間はいろんなことができた。しかし、ただ寛容にだけはなれなかった。」
「子供はだれもが偉大な嘘つきだ。私が幸運だったのは母が私の嘘を愛してくれたことだ。私は母と夢のような約束をたくさんした。」
ドイツの小説家、劇作家、版画家、彫刻家。代表作に『ブリキの太鼓』など。1999年にノーベル文学賞受賞。
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