故人が残した名言集【5月30日】
尾崎紀世彦さんの残した言葉【歌手】1943年1月1日~2012年5月30日
「歌は白で送って、聞いてくださるお客様が色をつけて、良い思い出に、良いメモリーにしていただくとうれしい。」
日本のポピュラー歌手。愛称は「キーヨ」。立派なもみ上げがトレードマークで、そのダイナミックな歌唱力から「和製トム・ジョーンズ」と称された。
今村昌平さんの残した言葉【映画監督】1926年9月15日~2006年5月30日
「回り道なんてものはないと思う。その回り道がまっすぐな道だと思えば、まっすぐな道だと思う道が、本当は回り道ではないだろうか?」
日本の映画監督、脚本家、映画プロデューサー、日本映画学校の創設者。 同姓同名の別人で映画関係者がいる。
初代 貴ノ花さんの残した言葉【相撲】1950年2月19日~2005年5月30日
「弟子を育てるのは根気です。三度挑戦させてだめでももういっぺん、四度目をやらせる粘りが必要です。」
青森県弘前市出身の元大相撲力士。現役時は二子山部屋所属であった。最高位は東大関。本名は花田 満。身長183cm、体重114kg、血液型はB型。得意技は左四つ、寄り、吊り、上手投げ。
ヴォルテールさんの残した言葉【哲学者】1694年11月21日~1778年5月30日
「Each player must accept the cards life deals him or her: but once they are in hand, he or she alone must decide how to play the cards in order to win the game.」
(人は誰でも、人生が自分に配ったカードを受け入れなくてはならない。しかし、一旦カードを手にしたら、それをどのように使ってゲームに勝つかは、各自が一人で決めることだ。)「Judge a man by his questions rather than his answers.」
(人を判断するには、どのように答えるかより、どのような問いをするかによるべきである。)「One always speaks badly when one has nothing to say.」
(人間は言うことが無くなると、必ず悪口を言う。)「It is better to risk sparing a guilty person than to condemn an innocent one.」
(無実の人間を有罪にするより、罪ある人間を救う危険をおかすほうがよい。)「I disapprove of what you say, but I will defend to the death your right to say it.」
(私はあなたの意見には反対だ。だがあなたがそれを主張する権利は命をかけて守る。)「歴史は、自由な国においてのみ真実に書かれうる。」
「Love truth, but pardon error.」
(真実を愛せ。ただし過ちは許せ。)「Tears are the silent language of grief.」
(涙は、もの言わぬ悲しみの言葉である。)「何はともあれ、我々は我々の畑を耕さなければなりません。」
「疑い深い人は、自ら招いて、裏切られることになる。」
「その年齢の知恵を持たない者は、その年齢のすべての困苦を持つ。」
「Prejudice is an opinion without judgment.」
(偏見は、判断を持たない意見である。)「結婚とは、臆病者のまえに用意されたたった一つの冒険である。」
「汝の幸せは、他人の幸せによってつくれ。」
「Originality is nothing but judicious imitation.」
(独創力とは、思慮深い模倣以外の何ものでもない。)「Paradise on earth is where I am.」
(私がいるところ、それが地上の楽園だ。)「迫害されるのは英雄の運命である。」
「大衆はモノを書かない批評家である。」
「The secret of being a bore is to tell everything.」
(人を退屈させる秘訣は、すべてを語ることである。)「うまいしゃれは、しゃれるつもりがない時に生まれる。同様に、我々が心を動かされるのは、その人にこちらの心を動かそうというつもりが、まったくない時である。」
「Love is a canvas furnished by nature and embroidered by imagination.」
(恋は自然によって与えられ、想像によって刺繍されたカンバスである。)「Nature has always had more force than education.」
(自然は常に教育よりも一層大きな力を持っていた。)「男がありとあらゆる理屈を並べても、女の一滴の涙にはかなわない。」
「真の欲求なくして真の満足はない。」
「あまりに早くにあげた名は、何と重荷になることか。」
「寛容の精神は我々すべてを兄弟にする。しかし不寛容の精神は人間を野獣にする。」
「It is dangerous to be right when the government is wrong.」
(悪い政府の元で、正しくあることは危険だ。)「数の威力は、それが理解できなければできないだけ、いっそう恐れられる。」
「寛容とは何か。それは人間愛の所有である。我々はすべて弱さと過ちから作られているのだ。我々の愚かさを許し合おう。これが自然の第一の掟である。」
「慎重な人は自分のために良いことをなし、徳のある人は人のために良いことをなす。」
「船が入港するまで待つな。船に向かって泳げ。」
「休息はよいことであるが、倦怠はその兄弟である。」
「思考はヒゲのようなものである。成長するまでは生えない。」
「立派にやり遂げたことに対する最大の報酬は、それをやり遂げたことそのものにある。」
「労働はわれわれを三つの大きな悪から逃れしめる。つまり、退屈、悪徳、欲求から。」
「History is only the register of crimes and misfortunes.」
(歴史とは、犯罪と災難の記録にすぎない。)「If God has made us in his image, we have returned him the favor.」
(もし神がイメージどおりに我々をお創りになったのなら、きっと神にそのお返しをしているのであろう。)「医術は患者を慰めることにあり、自然は病気を治す。」
「友情は魂の結びつきである。」
「絶望した側が戦いに勝つことがよくある。」
「有益な書物とは、読者に補足を要求せずにはおかぬような書物のことである。」
「神は現世におけるいろいろな心配事の償いとして、われわれに希望と睡眠を与えた。」
「All men are equal; it is not their birth, but virtue itself that makes the difference.」
(あらゆる人は同等である。それを異なるものにするのは生まれではなくて、徳にある。)「運命は我々を導き、かつまた我々を翻弄する。」
「食事もほどほどにしておかないと、コックも毒を盛る人になってしまう。」
「自尊心とは、空気でふくらませた風船である。ちょっと突いただけで炸裂して風になってしまう。」
「Man is free at the instant he wants to be.」
(自由であろうと望んだ瞬間に、人は自由となる。)「世間を知り、世間に寛大であれ。世間を楽しむためには、世間をかすめて生きるべきだ。」
「長いこと論争している場合は、たいてい彼らは何を論じ合っているのか彼ら自身分からなくなっている証拠である。」
「ヴェネツィアの統領には彼の悲しみがあり、ゴンドラ乗りには彼らの悲しみがある。」
「Common sense is not so common.」
(常識はそれほど一般的ではない。)「教育は、さまざまな能力を伸ばしはするが、創り出しはしない。」
「虻が刺したくらいでは、威勢よく走っている馬をとめることはできない。」
「If God did not exist, it would be necessary to invent him.」
(もし神が存在しないなら、神をつくり出さなくてはならない。)「When it is a question of money, everybody is of the same religion.」
(ひとたび金の問題になると、誰もかれも同じ宗派になる。)「現在から、未来は生まれ落ちる。」
本名フランソワ=マリー・アルエは、フランスの哲学者、文学者、歴史家である。歴史的には、イギリスの哲学者であるジョン・ロックなどとともに啓蒙主義を代表する人物とされる。また、ドゥニ・ディドロやジャン・ル・ロン・ダランベールなどとともに百科全書派の学者の一人として活躍した。
アレキサンダー・ポープさんの残した言葉【詩人】1688年5月21日~1744年5月30日
「多くの人は、今朝方ほめそやしたものを夕方にはもう謗(そし)りはじめる。そして、つねに正しいことを言っているつもりだ。」
「天はすべての人間から運命の帳簿を隠す。」
「浅学ほど危険なものはない。」
「女は彼女と恋に陥っている男を憎むことはまずないが、多くの場合、女は彼女と友だちである男を憎む。」
「殺された者はすべて復仇(ふっきゅう)者を育む。」
「嫉妬は、学問にもあり、気質の優れた者にあっては競争心となる。」
「人間の真の研究対象は人間である。」
「弁解は飾られたウソにすぎない。」
「我々の判断は腕時計と似ている。一つとして同じ時を指さないのに、めいめい自分の時計をあてにしている。」
「私の人生というこの長い疾病。」
「斯く私は生きたい、誰にも聞かれず知られず。嘆かれずに死にたいものだ、世間からひそかに消えて、横たわる場所を語る墓石もないままに。」
「言葉は木の葉のようである。それが非常に多くある所には多くの意味の果実がひそんでいる事は稀である。」
「愚者は、天使も恐れて入らないような場所にも突進する。」
「夢見るのが恋人たち。目覚めているのが夫婦だ。」
「あやまちは人間の常、許すのは神のわざ。」
「言い訳は、嘘をつくより悪質で恐ろしい。なぜなら、言い訳は嘘を守ってしまうからだ。」
「幸せというものは、探し出すと見つからないが、どこにでもある。また、金では決して手に入れられないが、誰でもいつでも手に入れられる。」
「応報の病は豪奢なおごりに続き、殺された者はすべて復仇者を育む。」
「自愛は現在の意識で当面の利益をみ、理性は未来と結果を考える。」
「理性は羅針であり、欲望は嵐である。」
「あとの子は自然の愛情が、先の子は習慣的な愛情が養う。」
「人間はすべての善であり、悪でもある、極端はほとんどなく、すべて中途半端だ。」
「神の謎を解くなどと思い上がるな、人間の正しい研究課題は人間である。」
「男たちの中には仕事を選んだり、亭楽を選んだりする者がいる。一方、女はすべて心では放蕩者である。男たちのある者は静寂を、他の者は政争を好む。だが、淑女は誰でも人生の女王でありたいと願っている。」
「女は彼女と恋に陥っている男を憎むことはまずないが、多くの場合、女は彼女と友だちである男を憎む。」
「空虚な称讃を呪え。」
「人に物事を教えるには、教えているような様子をしてはいけない。忘れたことのように言い出さねばならない。」
「失敗するは人間にして、その心配を寛容するは神なり。」
「蟻の共和国と蜜蜂の王国に学ぶがよい。蟻は富のすべてを共同に分け合い、政府はなくとも混乱を知らない。蜜蜂は君主の支配はあっても、つねにここに富と財産を保持する。」
「自然がその母なら、習慣はその乳母で、知恵も勇気も才能も、それを悪くするばかりである。」
「秩序は神の最初の法なり。」
「命令は神の最初の法である。」
「力がまず征服し、征服が法律を作った。」
「正直な人間は神の創造した最も気高い作品である。」
「名声とは何ものだ。世間のさがない口にのぼる偽りの生命、存世中でもわれわれのままにならないものである。」
「学者は『自然』の探求を悦ぶ。」
「迷信は暴君に恐怖を与え、圧制に参与し、援助を与え、服従者を神とし、人民を奴隷にした。」
「人間は神に、神は天使になろうとしている。」
「神は人間の胸の裡に己が姿を映す。」
「人間は初めて呼吸した瞬間に死ぬべき素質を受け取るのだ。」
「幸福の欠乏は一つ一つ希望を持って補われ、思慮の空虚は一つ一つ誇りを持って償われる。知識が破壊する後から希望がすぐ建設する。」
「真の幸福はどこにも定着しない。探すとどこにも見つからないが、いたるところに存する。金ではけっして買えないがいつでも手に入れられる。」
「未来についての無知は、神の定めた領域を埋めるためにありがたい賜り物なのだ。」
「高慢はつねに天使が神になろうとする。神になろうとした天子は堕ちたが、天使になろうとする人間は謀反を起こす。」
「卑しい心がその奴隷となって苦しむ嫉妬は、学問もあり、気質の優れたものにあっては競争心となる。」
「高言する青年、話し好きの老年、彼らの弁解は異なり、彼らの要望は同じ、善きにつけ、悪しきにつけ、名声を好む。」
「自分の感じ方に自信が持てない時は沈黙していなさい。」
「たいていの女は性格を全然持っていない。」
「生半可に学ぶは危険なこと 深々と飲め、さもなくばピエリアの泉を味わってはならぬ かの泉を浅く啜れば酩酊す 大いに飲めば素面に戻る。」
「人間は幸福ではない。しかし、つねに未来に幸福を期待する存在なのだ。魂は故郷を離れて不安にふるえ、未来の生活に思いをはせて憩うのだ。」
「決して何も学ぶことのできない人間もいる。すべてをすぐに理解しすぎるからである。」
「娯楽とは、考えることのできない者のための幸せである。」
「人に物事を教えるには、教えているような様子をしてはいけない。その人の知らないことでも、忘れたことのように言い出さねばならない。」
「間違っていましたと認めることを決して恥じるべきではない。それは、言い方をかえれば、昨日よりも今日の自分の方が賢くなったということだ。」
「希望は人の胸に絶えることなく湧いてくる。人間は常に現在幸せであることはなく、いつもこれから幸せになると期待する。」
「学者は『自然』の探求を歓び、愚者は余計なことを知らぬのを歓ぶ。」
「女は彼女と恋に陥っている男を憎むことはまずないが、多くの場合、女は彼女と友だちである男を憎む。」
「神の謎を解くなどと思い上がるな、人間の正しい研究課題は人間である。」
「幸せ者とは、何ひとつ期待しない者のこと。ゆえに彼は決して失望することがない。」
「夜に咎めしことを朝には称賛するも、つねに最後の意見が正しいと考える。」
「皆がそれぞれに航海するこの人生の広漠とした大洋の中で。理性は羅針盤、情熱は疾風。」
イギリスの詩人。父はカトリック教徒のリンネル商。 生来虚弱で学校教育を受けず、独学で古典に親しみ、幼少の頃から詩作を試みた。詩集『牧歌』は16歳の時の作という。『批評論』は簡潔な格言風の韻文で書かれた詩論で、当時の上流階級には好評を博した。
ジャンヌ・ダルクさんの残した言葉【オルレアンの乙女】1412年頃1月6日~1431年5月30日
「A life only of the once. That’s all lives we have.」
(一度だけの人生。それが私たちの持つ人生すべてだ。)「Advance bravely. When doing that, everything would work.」
(勇敢に進みなさい。そうすれば総てはうまくゆくでしょう。)「To live gives up which person you are, and without having faith, is more regrettable than dying. Than dying while young.」
(あなたが何者であるかを放棄し、信念を持たずに生きることは、死ぬことよりも悲しい。若くして死ぬことよりも。)「One life is all we have and we live it as we believe in living it.」
(私たちは一つの人生しか生きられないし、信じたようにしかそれを生きられない。)「Act, and God will act.」
(行動することです。そうすれば神も行動されます。)「The person who can rescue this country besides me isn’t possible.」
(私以外にこの国を救える者はありえません。)「Because we fight, God gives me a victory.」
(私たちが戦うからこそ、神様は勝利を与えて下さる。)「I am not afraid... I was born to do this.」
(私はまったく怖くない…だって、これをするために生まれてきたのだから。)「An irreplaceable life, that’s everything man has. I’m believing that and am living through me, and I’m dying.」
(掛替えの無い人生、それが人間の持つ全てだ。それを信じて、私は生きていき、私は死んでいく。)「If I am not, may God put me there; and if I am, may God so keep me.」
(私がそこにいないのなら神は私をそこに行かせるでしょう。私がそこにいるのなら神は私を居させ続けるでしょう。)「Things more are written on a book in my center.」
(わが主の書物には、あなたがたより たくさんのことが書かれているのです。)「Children say that people are hung sometimes for speaking the truth.」
(子どもたちが言っていたこと、それは真実を言う人々が時折捕まり絞首刑になってしまうと。)「Because God commanded, I thought I had to make it the street.」
(神様がお言いつけになられたのだから、その通りにしなければならないと思いました。)「I would rather die than do something which I know to be a sin, or to be against God's will.」
(神の意志に背くことや罪だとわかっていることをやるのではなく他のことをやって死にたい。)「I was in my thirteenth year when I heard a voice from God to help me govern my conduct. And the first time I was very much afraid.」
(私の行動を司る神の声を最初に聞いたのは私が13歳と時です。その時はすごく怖かった。)15世紀のフランス王国の軍人。フランスの国民的ヒロインで、カトリック教会における聖人でもある。「オルレアンの乙女」とも呼ばれる。
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