故人が残した名言集【5月5日】

冨田勲さんの残した言葉【シンセサイザーの巨匠】1932年4月22日~2016年5月5日



「人と比較して『あいつがここまで行ったから、おれはどうだ』とかいうことじゃないんですよ。自分はやりたいからやっている。ただそれだけだな。登山家のマロリーが言ったように『そこに山があるから登るんだ』。そういう言い方をするよりしようがない。」



「電子音は自然の音だし、僕たちも自然現象なわけでしょう」



「当時、Moogを使い始めたことに対して、批判する人は多かったけれども、太古の昔から存在する雷の音は電子音ですし、心臓だって、パルスの刺激で動いている。なおかつ、右心房と左心房がズレて動くことでポンプの役割を果たしているのも、ディレイの作用が働いているんですからね。」



日本の作曲家、編曲家、シンセサイザー・アーティスト。



津田清子さんの残した言葉【俳人】1920年6月25日~2015年5月5日



「俳句はあまり賢くない人のほうがうまく作れる。」



「俳句に道徳は要りません。教科書に書いてあるような常識は要りません。」



「『句は舌頭に千転せよ』という芭蕉さんの言葉があります。句を作ったら何度も口に出して言ってみて一番ぴったりする言葉選びなさい、という意味です。」



「俳句で一番大事なのは作者自身の感動です。(歳時記などの)例句を読み過ぎるとそちらに引っ張られ、作者の感動が後回しになってしまいます。」



「俳句は『瞬間をとらえて切り取る』。まず形をとらえ、その上で、気持ちや想いをのせます。形から入ると、誰にでもわかりやすい俳句になります。理屈から入ってはいけません。」 



「対象物をよく観察してその姿を捉え、姿のまま表現しましょう。勝手な自分の思い込みはダメ。
勝手に自分で決めず、ゆっくり姿を観察して句を作って下さい。物を丁寧にゆっくり見て表現して下さい。」



「俳句は、色や形が見えるように。自分の想いだけではダメ。 独りよがりになってしまいます。まず、形。そして、形の中に想いや感情を。」



「俳句は、名詞を貨物列車みたいに繋いで作れたら、いいです。動詞、形容詞、助詞は、出来る限り削って。入れないほうが内容が引き締まります。」



「どこを切っても血の吹き出るような俳句を作って下さい。」



「俳句は上手・下手にかかわらず、その日その時の自分の姿です。それは恥ずかしくもあり、懐かしいものでもあります。」



「俳句会があるから、締切りが迫ったから、何でも俳句にこね上げる、そういう空っぽの俳句ではなしに、心打たれたものを俳句にする、それでこそ俳句をつくる楽しさが生まれるのです。」



「生の感動〜喜怒哀楽〜が入っていれば、俳句は年をとりません。錆びません。昔に作った句でも古びず、いつまでも生きています。」



「感動=喜怒哀楽=心の動き。これが俳句の動脈です。無ければ蝋人形のようになってしまいます。」



俳人。奈良県生。奈良女子師範卒。卒業後は小学校教師として勤務。当初は前川佐美雄のもとで短歌を学んでいたが、1948年、橋本多佳子の七曜句会に出席したことをきっかけに俳句に転向。多佳子に師事し「七曜」同人となるとともに、多佳子の師である山口誓子にも師事し誓子の「天狼」に投句。



ナポレオン・ボナパルトさんの残した言葉【皇帝】1769年8月15日~1821年5月5日



「It requires more courage to suffer than to die.」

(死ぬよりも苦しむほうが勇気を必要とする。)



「There are but two powers in the world, the sword and the mind. In the long run the sword is always beaten by the mind.」

(世界には二つの力しかない。剣と精神の力である。そして最後は、精神が必ず剣に打ち勝つ。)



「The humanrace is governed by its imagination.」

(人間は、その想像力によって支配される。)



「Ability is nothing without opportunity.」

(優れた能力も機会が与えられなければ価値がない。)



「Take time to deliberate, but when the time for action comes, stop thinking and go in.」

(じっくり考えろ。しかし、行動する時が来たなら、考えるのをやめて、進め。)



「Victory belongs to the most persevering.」

(勝利は、もっとも忍耐強い人にもたらされる。)



「Circumstances – what are circumstances? I make circumstances.」

(状況?何が状況だ。俺が状況を作るのだ。)



「Imagination rules the world.」

(想像力が世界を支配する。)



「The most dangerous moment comes with victory.」

(最も大きな危険は、勝利の瞬間にある。)



「Never interrupt your enemy when he is making a mistake.」

(敵が間違いを犯している時は、邪魔するな。)



「Soldiers, from the summit of yonder pyramids forty centuries look down upon you.」

(兵士諸君、ピラミッドの頂から、四千年の歴史が諸君を見つめている。)



「The word impossible is not in my dictionary.」

(我輩の辞書に不可能という文字はない。)



「Courage is like love; it must have hope for nourishment.」

(勇気は愛のようなものである。育てるには、希望が必要だ。)



「The best way to keep one’s word is not to give it.」

(約束を守る最上の方法は、決して約束しないことだ。)



「Four hostile newspapers are more to be feared than a thousand bayonets.」

(敵意のある四つの新聞は、千の銃剣よりも恐ろしい。)



「A throne is only a bench covered with velvet.」

(玉座とはビロードで覆われた長椅子に過ぎない。)



「Religion is what keeps the poor from murdering the rich.」

(宗教は、貧しい者が金持ちを殺害することをおもいとどまらせる。)



「Death is nothing, but to live defeated and inglorious is to die daily.」

(死ぬことは何でもない。しかし征服されて、名誉を失ったまま生き長らえるのは、毎日死ぬようなものだ。)



「A leader is a dealer in hope.」

(リーダーとは「希望を配る人」のことだ。)



「お前がいつの日か出会う禍は、お前がおろそかにしたある時間の報いだ。」



「人生という試合で最も重要なのは、休憩時間の得点である。」



「重大な状況において、ほんのちょっとしたことが、最も大きな出来事をつねに決定する。」 



「戦闘の翌日に備えて新鮮な部隊を取っておく将軍はほとんど常に敗れる。」



「私は何か問題を考えたい時、心の引き出しを一つ開ける。問題が解決するとその引き出しを閉め、また次には別のを開ける。眠りたい時には全部の引き出しを閉める。」



「戦術とは、一点に全ての力をふるうことである。」



「一頭の狼に率いられた百頭の羊の群れは、一頭の羊に率いられた百頭の狼の群れにまさる。」



「戦争においては、一つの大きな失敗があると、常に誰かが大きな罪ありとされる。」



「指揮の統一は戦争において最も重要なものである。二つの軍隊は決して同じ舞台の上におかれてはならない。」



「生きたいと思わねばならない。そして、死ぬことを知らねばならない。」



「真の英雄とは、人生の不幸を乗り越えていく者のことである。」



「会議を重ねすぎると、いつの時代にも起こったことが起こる。すなわち、ついには最悪の策が採られるということである。」



「最悪の策とは、ほとんど常に、もっとも臆病な策である。」



「兵法に複雑な策略などはいらない。最も単純なものが最良なのだ。偉大な将軍達が間違いを犯してしまうのは、難しい戦略を立て、賢く振る舞おうとするからだ。」



「決して落胆しないこと。それが将軍としての第一の素質である。」



「幸福とは、その人間の希望と才能にかなった仕事のある状態をさす。不幸とは、働くエネルギーがありながら、無為な状態にあることをさす。」



「人は彼の妻、彼の家族、それに彼の部下に対する行為で判断される。」



「勝利は、わが迅速果敢な行動にあり。」



「不可能は、小心者の幻影であり、権力者の無能の証であり、卑怯者の避難所である。」



「私はつねに、ニ年先のことを考えて生きている。」



「欲しいものは何でも私に言うがいい。ただし時間以外だ。」



「結婚して幸福になるには、汗の苦労を絶えず分かち合わねばならない。」



「女とパリは留守にしてはだめだ。」



「有能の士は、どんな足枷をはめられていようとも飛躍する。」



「過ぎたことで心を煩わせるな。」



「人間を動かす二つのてこは、恐怖と利益である。」



「私は何事も最悪の事態を想定することから始める。」



革命期のフランスの皇帝・革命家である。ナポレオン1世としてフランス第一帝政の皇帝にも即位した。 フランス革命後の混乱を収拾し、軍事独裁政権を樹立した。

大陸軍(グランド・アルメ)と名づけた巨大な軍隊を築き上げて、フランスでの王政の復活を企図する王党派とのナポレオン戦争を戦い、幾多の勝利と婚姻政策によって、イギリス、ロシア、オスマン帝国の領土を除いたヨーロッパ大陸の大半を勢力下に置いたが、最終的に対仏大同盟との戦いに敗北し流刑地のイギリス領セントヘレナにて没した。

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