黒田官兵衛さんの残した言葉【戦国武将】1546年12月22日~1604年4月19日

「軍は死生の境なれば、 分別するほど大義の合戦は なりがたきものなり。」


「これはそちのためにしているのだ。乱心ではない。」


「神の罰より主君の罰おそるべし。主君の罰より臣下の罰おそるべし。そのゆえは神の罰は祈りてもまぬるべし。主君の罰は詫言して謝すべし。ただ臣下百姓にうとまれては必ず国を失う。ゆえに祈りても詫言してもその罰はまぬかれがたし。ゆえに神の罰、主君の罰より臣下万民の罰はもっとも恐れるべし。」


「総じて人には得手、不得手のあるものなり。」


「金銀を用いるべき事に用いなければ、石瓦と同じである。」


「我れ人に媚ず、富貴を望まず。」


「大将たる人は、威厳というものがなくては、万人を押さえることができぬ。さりながら、悪く心得て、威張ってみせ、下を押さえ込もうとするのは、かえって大きな害である。」


「義にあたりて命を惜むべきにあらず」


「さてさて天の加護を得させ給ひ、 もはや御心のままに成たり」


戦国時代から江戸時代前期にかけての武将・大名。戦国の三英傑に重用され筑前国福岡藩祖となる。キリシタン大名でもあった。 諱は初め祐隆、孝隆、のち孝高といったが、一般には通称をとった黒田 官兵衛、あるいは剃髪後の号をとった黒田 如水として広く知られる。

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