近藤勇さんの残した辞世の句【新撰組】1834年11月9日~1868年5月17日

「靡他今日復何言 取義捨生吾所尊 快受電光三尺剣 只将一死報君恩」

(敵になびいて言うべきことはない。生きることを捨て義を取ることは、私が尊ぶところである。斬首を快く受け入れよう。一死をもって主の恩に報いるのだ。)

(辞世の句)


「孤軍援絶作俘囚 顧念君恩涙更流 一片丹衷能殉節 雎陽千古是吾儔」

(軍が孤立し援軍も絶えて囚われの身となった。主が気にかけてくれたことを思い出すと涙がさらに流れてくる。一面に溢れる忠誠心で節義に殉じる。唐の時代の忠臣 張巡こそが私の同志である。)

(辞世の句)


江戸時代末期の武士。新選組局長。後に幕臣に取り立てられ、甲陽鎮撫隊隊長。勇は通称で、諱は昌宜という。慶応4年からは大久保剛を名乗り、後にさらに大久保大和と改めた。家紋は丸の内に三つ引。天然理心流四代目宗家。

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