阿南惟正さんの残した言葉【実業家】1933年1月10日~2019年3月3日

「戦争に負けて、日本国民はそこから立ち上がろうという気概と挑戦しようという意欲がありました。今の人達に一番求めたいのはそういう気持ち。」


「その国、そこに住んでいる人を本当に理解するために努力をしなければいけない。同時に、日本のことを本当に知らなければ、外国を理解することはできない。」


「今の人達に言いたいのは、日本の歴史や、今の日本の立場を理解した上で積極的に外国人を理解しようとするという両面がないと、『グローバル』などと言っても駄目だということ。」


「父・惟幾の存在も、私の人格形成の基本にあります。一言で言えば『責任感』という言葉で表現できると思います。」


「一度も母の愚痴や不満を聞いたことはありません。その母のふるまいは、私たちにとって『無言の教育』になっていたと思います。」


「私の座右の銘は『日に新たなる人生を』。一日一日を充実した、新しい気持ちで生きることが、仕事の上でも私生活の上でも大切。」


日本の実業家。新日本製鐵 副社長、太平工業 社長を歴任し、実業界を退いてから公立大学法人北九州市立大学 理事長を務めた。

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