カール・ラガーフェルドさんの残した言葉【ファッションデザイナー】1933年9月10日~2019年2月19日
「強制的に働かされているわけではないから、私が働きすぎだなんて言わないで。仕事が気に入らないなら、他を探せばいい。荷が重すぎるなら、他のことをすればいい。でも、やり始めてから『やっぱり無理』と言ってやめるのはダメ。みんなに頼りにされているんだから」
「私は私自身の風刺画のようなもの。それはそれで嬉しいことだけど」
「仕事においては忘れることが重要。忘れるために多大な努力もしている。それは不満があるからではなく、新たなアイディアを探さなければならないから。過去を振り返っても何も進まない」
「意見を参考にしている人はあまりいない」
「私は、あなたが想像する以上に浅薄な人間だと思うよ」
「男性とファッションについて語るのはあまり好きではない。彼らの意見には興味がないしね」
「若い頃、占い師に『他のみんなの人生が止まった時、あなたの人生は大きく動き始める』って言われたんだ。予言は本当だった」
「私はデザイナーだけど、写真も撮るし、本も書いて出版もする。でも自ら『アーティスト』を名乗ることはしない。うぬぼれに感じるから。他人から言われる分には褒められているようで嬉しいけれど、自分からアーティストを名乗りだしたらおしまい。すぐにやめたほうがいいと思う」
「スウェットパンツをはくということは、挫折したも同然。自分の人生をコントロールできなくなったからスウェットパンツを買った、ということになるのさ」
「即興性を高めること、そしてよりクリエイティブになること。それを他人に言われたからではなく、自ら行うことが大事。次のステップに進むための鍵は、進化にあり」
「セルフィーはやらない。でも好きな人は多いし、みんな私とセルフィーを撮りたがる。幸いなことに、私のアシスタントのセバスチャンは、街の人々に対してとても意地悪で失礼な態度を取るから、セルフィーを撮らずに済んでいる。私自身はとてもいい人なんだけどね」
「心のどこかで、私は生きるレジェンドになる、そういう運命なんだと信じていた」
「写真の利点は、二度と戻らない瞬間や再現不可能な瞬間を収めることができるところ」
「黒は、白と同じく私にとってのベストカラー。どちらも、赤などの差し色との相性も抜群」
「私はいつまで経ってもオーガニズムを感じない、ファッション狂のようなもの」
ドイツ出身のファッションデザイナー、写真家。フランス・パリ近郊ヌイイ=シュル=セーヌ在住。もとの姓はラガーフェルトである。
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