車谷長吉さんの残した遺言【直木賞作家】1945年7月1日~2015年5月17日
「私の遺体・遺物・遺産は、私の死後、誰もこれを継承・使用してはならない。遺物・遺産は凡て、これをゴミとして焼却すること。 人は俗物としていきながら、俗物でしかない自分を俯瞰する包越の視点を持たなければならない。」
(遺言状)
日本の作家、随筆家、俳人。本名、車谷 嘉彦。出生時は「くるまたに」だったが、祖父の一存で「しゃたに」と役所に登録されていた時期が長く、2007年、正式に「くるまたに」に戻した。筆名の「長吉」は唐代の詩人李賀にちなむ。妻は詩人の高橋順子、2017年に回想記『夫・車谷長吉』を刊行した。 兵庫県飾磨市出身。
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