湯川秀樹さんの残した最後の言葉【日本人初のノーベル賞】1907年1月23日~1981年9月8日

「人間の死、あるいは死後の問題、生まれる前というような問題は、これは僕は答えられない問題だと思うんですよ。なぜかと申しますと、人間というものは、自分が気が付いたら自分や。死にますね、死んでから気がついたら、また別の人間になっているかもしれない。…荘子の非常に理知主義的な一つの悟り方は、何かわからないのだから、生は生でよろしいと思うなら、人間に生まれてきてよかったと思うなら、こんど何になってもいいではないか、それは造化におまかせしますと、それでいいではないか…」

(最後の言葉)


日本の理論物理学者。 京都府京都市出身。 原子核内部において、陽子や中性子を互いに結合させる強い相互作用の媒介となる中間子の存在を1935年に理論的に予言した。

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