デットマール・クラマーさんの残した言葉【日本サッカーの父】1925年4月4日~2015年9月17日

「私はサッカーを好きではない、心から愛している。」


「サッカー、それは本当に素晴らしい競技だ。なぜなら、子供を大人に、大人を紳士に育て上げる競技だから。」


「サッカーは理論ではなく、試合を通して学べるもの。」


「グラウンドはサッカーだけをやるところではない。人間としての修練の場である。」


「勝った時に友人は集まる。しかし本当に友人を必要とするのは負けた時である。」


「タイムアップの笛は、次の試合へのキックオフの笛だ。」


「よい準備がなければ、よい試合はできない。」


「経験を積んだプレーヤーは、スキルを、どこで、いつ生かすかを心得ている。いまドリブルするのか、パスするのかの判断もできる。」


「二人の間で話し合うこと。そして、互いの仕事のやり方を理解すること。それと反復練習をしなければならない。そうすれば、うまくいくものだ。」


「才能ある者がトレーニングをし、自分のプレーをオートマティックにできるようにしていくことが大切だ。」


「スキルは大切に違いない。多分、サッカーでは最も重要なものの一つだろう。しかし、あまりにもスキルにこだわると現実的でなくなる。サッカーで現実的というのは得点をすること(失点を防ぐこと)。そこを考えなくてはならない。」


「システムというのはスーツみたいなものだ。私に合うスーツでも、別の人には合わないことがある。テーラーが、その人に合わせてスーツを仕立てるように、選手たちに合わせてシステムを考えるのが当然だろう。」


「ガールハントをし酒を飲み煙草も吸いながら一流のプレーヤーになろうと思ってもそれは不可能だ。サッカーは心の教育の場である。」


「君は今たいへんなことをやろうとしている。たいへんなことだからすばらしいのだ。すばらしいことをする人間がくじけてはいけない。」


「背を向けて去るな。みんな必要な人間なのだ。」


「コックが多すぎるとスープがまずくなる。」


「おのれの役割をまっとうした人間ほど美しいものはない。」


ドイツのドルトムント出身のサッカー選手、サッカー指導者。デトマール・クラマーと表記されることもあった。 クラマーは日本サッカー界初の外国人コーチであり、サッカー日本代表の基礎を作り日本サッカーリーグの創設にも尽力したことから「日本サッカーの父」と称された。

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