長谷川慶太郎さんの残した言葉【大局を読む】1927年11月29日~2019年9月3日
「デフレ下で税収を確保しようとすれば直接税を軽くして間接税を強化しなければならない。所得税や法人税を減税して消費税率を上げていくということである」
「デフレ下で直接税中心の税制のままでは国の税収も減ってしまうのだ。デフレ下で税収を確保しようとすれば直接税を軽くして間接税を強化しなければならない」
「つまり、基本的にEVの部品はエンジン車に比べて3分の1に減ってしまう。これはエンジンとトランスミッション関係の部品を提供する企業はEVから弾かれるということだ」
「エンジン車は約3万点の部品で構成されている。そのうち2万点はエンジンとトランスミッションに関係したものだからEVには不要になる」
「核兵器の削減にも費用がかかるが、実は核兵器を維持することのほうがむしろ巨額の費用が必要なのである」
「私は既成政治や利権構造にウンザリしているアメリカ国民がトランプ氏を新大統領に押し上げるのではないかと予想している」
「シェール革命が進行したのはここ5年間のことだが、日本で5年前には誰も知らなかったシェールを最初に取り上げたのが私である。今やそれは一大産業になった」
「ソ連はつぶれた。私はソ連崩壊の6年前に共産党政権がつぶれるといったが、そう断言できた最大の理由は何十年もモデルチェンジしない生産現場を、自分の目で見て知っていたからである」
「いくら聞こえの良い立派な表現の主張をしたとしても、国力がなければ単なる雑音だ。これは本当に過酷なものである」
「外交は力対力のせめぎ合いである。力がなければ何をいっても通らない」
「言論の自由のない中国で画期的な新技術が生まれるはずがない」
「エコノミストは『軍事』という観点をしっかりと押さえていなければいけないのだが、それができている人が日本にはほとんどいない」
「軍事力は国政政治の要であるが、日本人は、この視点がまったく欠如している」
日本の経済評論家。主な評論の対象は時事の経済評論の他、国内政治評論、国際政治、国際経済、軍事関係等である。国際経済・政治評論に製鉄・金属加工の切り口からの分析を加えている。日本個人投資家協会理事長。
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