高倉健さんの残した言葉【俳優】1931年2月16日~2014年11月10日
「約束を守らないやつ、男じゃないぞ。」
「映画は国境を越え言葉を越えて、『生きる悲しみ』を希望や勇気に変えることができる力を秘めている。」
「拍手されるより、拍手する方がずっと心が豊かになる。」
「人に裏切られたことなどない。自分が誤解していただけだ。」
「人生ってそれ(出会い)だけって気がします。泣いたり、笑ったり、憤ったり、感動したり、すべてが出会いから起きていますよね。」
「もちろん、学生時代の学問、そしてこの世界に入って演じた役柄とかから学んだことも多いですけど、大きな影響を受けたのはやはり人です。」
「何色でもできますっていうカメレオンは、真の役者にはなれないんだよね。」
「やっぱり出会う人でしょうね、一番大事なのは。どういう人に人生で出会うか。そこで決まるんじゃないですかね。やっぱり、いい人に出会うと、いろんなものをもらいますよね。」
「伸びない奴はしごかない。」
「人生っていうのは、人と人の出会い。一生の間にどんな人と出会えるかで、人生は決まるんじゃないですか。」
「人間にとっていちばん寂しいのは、何を見ても、何を食べても、何の感動もしないこと。感動をしなくなったら、人間おしまいだと思うんですね。こんな淋しいことはないと思います。」
「スタッフや共演の方たちが寒い思いをしているのに、自分だけ、のんびりと火にあたっているわけにはいかない。」
「おなごちゅうのは弱いもんなんじゃ。咲いた花のごと、弱いもんなんじゃ。男が守ってやらないけん。大事にしちゃらんといけん。」
「人が心に想うことは、誰も止めることはできない。」
「俳優になろうと思ったのはお金がほしかったからです。恋をした人がいて、その人と暮らすためにお金が必要でした。」
「人間が人間のことを想う、これ以上に美しいものはない。」
「泣いたり、笑ったり、憤ったり、感動したり、すべてが出会いから起きていますよね。」
「1日も早く、あなたにとって大切な人のところへ帰ってあげて下さい。」
「一番大事な自分より、大事に思える人がいる。不思議ですね、人間って。」
「気持ちは映らないっていうけど、でもやっぱり映るんですよ。どこかそういうのがあるんだよ。それがないやつはきっと、ちょっときらっと光らないんだよね。」
「何をやったかではなく、何のためにそれをやったかである。今それが大切に思えてきている。」
「自分、不器用ですから。」
「人生っていうのは、人と人の出会い。一生の間にどんな人と出会えるかで、人生は決まるんじゃないですか。」
「いい風に吹かれたいですよ。きつい風ばかりに吹かれていると、人に優しくなれないんです。待っていてもいい風は吹いてきません。旅をしないと。」
「自分がここで死ぬんだというところを早く見つけたい。」
「僕の中に法律があるとしたらおふくろだよね。『恥ずかしいことしなさんなよ、あんた』って、いつもそればっかりですよね。」
「人生で大事なものはたったひとつ。心です。」
日本の俳優・歌手。愛称、健さん。身長180cm、体重71kg、血液型はB型。高倉プロモーション所属。 福岡県中間市出身。1998年に紫綬褒章、2006年に文化功労者、2013年には文化勲章を受章した。
礼儀正しい人物であり、すべての共演者に挨拶を忘れず、監督やプロデューサーをはじめ、若い新人俳優やスタッフにも必ず立ち上がり、丁寧にお辞儀して敬意を払う。
千葉真一は高倉を一生あこがれの存在で永遠の師匠と公言している。「(千葉が)デビューして間もない頃、健さんが食事によく連れて行ってくれた。また、学生服しか持っておらず、取材向きの洋服がない時に健さんからスーツをもらった」、「役者として少し売れてきた後でも(千葉自身の)撮影がない時には、健さんの付き人をしていた」、「(千葉が)離婚した時に健さんから手紙で励まされ、それが心の支えになった」、「(千葉が)東映の労働組合委員長と撮影進行で衝突して、映画界を辞めようと思った時に、健さんが思いとどまらせ、一緒に謝ってくれた」など、「健さんは厳しい人だけど、ちゃんと愛がある。そばにいて、俳優としても人間としても、大切なことをいっぱい教わった」と述べていた。春日太一のインタビュー本で千葉真一は高倉との思い出を語り「僕は健さんの足元にも及ばない」と答えている。
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