ジークムント・フロイトさんの残した言葉【精神分析学の創始者】1856年5月6日~1939年9月23日
「It is impossible to escape the impression that people commonly use false standards of measurement — that they seek power, success and wealth for themselves and admire them in others, and that they underestimate what is of true value in life.」
(人々が誤った測定基準を一般的に使用しているという印象を逃れることは不可能です。彼らは自分のために力、成功、富を求め、他の人にそれらを賞賛し、人生において真の価値があるものを過小評価しているのです。)
「ほとんどの人間は実のところ自由など求めていない。なぜなら自由には責任が伴うからである。みんな責任を負うことを恐れているのだ。」
「人生は個人にとっても人類にとっても、等しく耐えがたいものである。」
「自ら進んで求めた孤独や他者からの分離は、人間関係から生ずる苦悩に対して、もっとも手近な防衛となるものである。」
「忘れるのは、忘れたいからである。」
「母親から特別に気に入られ育った者は、一生征服者の感情を持ち、その感情がしばしば本当の成功を引き起こす原因になる。」
「愛されていると確信している人間はどれほど大胆になれることか。」
「幸福になる方法は、自分で実験してみなければ分からない。」
「愛情をケチってはいけない。元手は使うことによって取りもどせるものだ。」
「宗教はたとえそれが愛の宗教と呼ばれようと、その外にいる人々には過酷で無情なものである。」
「生きる意味や価値を考え始めると、我々は気がおかしくなってしまう。生きる意味など、存在しないのだから。」
「子供が遊ぶ動機は、『大人になりたい』である。この願望は子供を教育する上で重要になる。」
「あらゆるものの中心に愛を置き、愛し愛されることに至上の喜びを見出せたとき、幸福は訪れる。」
「夢は現実の投影であり、現実は夢の投影である。」
「言い違い、聞き違い、読み違い、書き違いは、受ける側の願望を表わしてる。」
「夢の解釈は、無意識の活動を熟知する王道である。」
「恋に落ちているときほど、苦痛に対して無防備であることはない。」
「非常に強い悲しみというのは、時間が経つと薄らぐだろう。しかし、失われた者の代わりというのは、絶対に有り得ない。どんなに心の中にあいた穴を埋めようとしても、また埋められたと思っても、絶対に、それは最初のものの代わりにはなり得ない。」
「自分に完全に正直でいることは、よい修練になる。」
「力は、あなたの弱さの中から生まれるのです。」
「The great question that has never been answered, and which I have not yet been able to answer, despite my thirty years of research into the feminine soul, is ‘What does a woman want?’」
(30年に渡って女性心理を研究してきたにもかかわらず解答の出せない問題は「女性が何を求めているか」である。)
「あらゆる生あるものの目指すところは死である。」
「人間は自分のコンプレックスを除去しようとつとめるべきではなく、それと調和を保つようにつとめるべきです。」
「秘密を守り通せる人間はいない。口を堅く閉じれば、今度は指先がしゃべり出す。全身の毛穴から裏切りがにじみ出るのだ。」
「知性の声は小さい。」
「心とは氷山のようなものである。氷山は、その大きさの7分の1を海面の上に出して漂う。」
「『否定と出会う』ことが出発点である。」
「人生の目的に対する疑問点は、無限といってよいほどにしばしば提出されてきているが、ついぞ満足できるような答えが与えられたことはない。また、そのような答えはおそらく決して許されないものなのだろう。」
「自分に対してとことん正直になること、それが心身によい影響を与えるのである。」
「インスピレーションが湧かないときは、こっちから迎えにいく。」
「最初に言葉で譲歩すれば、その次にはだんだんと事実についても譲歩してしまうものだ。」
「人は不快な記憶を忘れることによって防衛する。」
「ユーモアと言うものは機知や滑稽と同じく何かしら我々の心を開放するものを持つのみならず、何かしら魂を抑揚させるようなものを持っている。」
「宗教は、人間一般の強迫神経症である。」
「エネルギッシュで成功する人間は、欲望という幻想を現実に変えることに成功する人間である。」
「思考とは、行動の予行演習に他ならない。」
オーストリアの精神科医。神経病理学者を経て精神科医となり、神経症研究、自由連想法、無意識研究を行った。精神分析学の創始者として知られる。
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