アーネスト・ヘミングウェイさんの残した言葉【老人と海】1899年7月21日~1961年7月2日

「You can’t get away from yourself by moving from one place to another.」

(あちこち旅をしてまわっても、自分から逃げることはできない。)


「The world is a fine place and worth the fighting for.」

(この世は素晴らしい。戦う価値がある。)


「Now is no time to think of what you do not have. Think of what you can do with that there is.」

(今はないものについて考えるときではない。今あるもので、何ができるかを考えるときである。)


「Every day is a new day.」

(とにかく、毎日が新しい日なんだ。)


「As you get older, it is harder to have heroes, but it is sort of necessary.」

(年を重ねると、ヒーローを見つけるのがより難しくなるんです。でも、本当は、年を重ねた時こそ、必要みたいです。)


「In order to write about life, first you must live it!」

(人生について書きたいなら、まず生きなくてはならない。)


「What is moral is what you feel good after and what is immoral is what you feel bad after.」

(善とは何か。後味の良いことだ。悪とは何か。後味の悪いことだ。)


「The writer’s job is not to judge, but to seek to understand.」

(作家の仕事とは、判断を下すことではなく理解しようとすること。)


「My aim is to put down on paper what I see and what I feel in the best and simplest way.」

(私のねらいは、見たことや感じたことをもっともうまく単純に書くことだ。)


「I like to listen. I have learned a great deal from listening carefully. Most people never listen.」

(私は話を聞くのが好きである。注意深く聞くことで、多くを学んだ。だが、聞こうとしない者は多い。)


「The best way to find out if you can trust somebody is to trust them.」

(誰かを信頼できるかを試すのに一番良い方法は、彼らを信頼してみることだ。)


「Never to go on trips with anyone you do not love.」

(愛していない人間と旅に出てはならない。)


「There is no friend as loyal as a book.」

(書籍ほど信頼できる友はいない。)


「The real reason for not committing suicide is because you always know how swell life gets again after the hell is over.」

(自殺しない本当の理由、それは地獄が終われば、人生がどれほど素晴らしいものになるかを常に知っているからである。)


「Happiness in intelligent people is the rarest thing I know.」

(知的な人々の中に幸福を見いだすことは滅多にない。)


「Man is not made for defeat. A man can be destroyed but not defeated.」

(人間は、負けるように造られてはいないんだ。殺されることはあっても、負けることはないんだ。)


「To be a successful father there’s one absolute rule: when you have a kid, don’t look at it for the first two years.」

(善き父には絶対的なルールが一つある。子供をもったとき、最初の2年は干渉しないことだ。)


「Wars are caused by undefended wealth.」

(戦争は、守られていない富によって引き起こされる。)


「Never think that war, no matter how necessary, nor how justified, is not a crime.」

(いかに必要であろうと、いかに正当化できようとも、戦争が犯罪だということを忘れてはいけない。)


「But in modern war you will die like a dog for no good reason.」

(しかし現代の戦争において、君はさしたる理由もなく犬のように死ぬことになろう。)


「女には本当に損な時がある。男に良くしてやって愛していることを見せれば見せるほど、それだけ早く、男は飽きてしまうのだから。」


「男はしばしば一人になりたいと思う。女も一人になりたいと思う。そしてその二人が愛し合っているときは、そういう思いを互いに嫉妬するものだ。」


「何と多くの人が財布の中身を考え、他人の思惑を考え、家庭を考えて、つまらない人生に甘んじてしまうことか。くよくよ考える人間は、はじめから運に見放されており、勇気なんて滑稽にしか思えず、才能があっても活用されずに終わるのだろう。挙げ句のはては、不平不満の虜になるのがオチである。」


「心の底からやりたいと思わないなら、やめておけ。」


「我々はいつも恋人を持っている。彼女の名前はノスタルジーだ。」


「『これをやりにおれは生まれてきた』と思えることだけを考えていればよい。」


「運はいろんな形をして現れる。とすれば、どうしてそれがわかる?」


「一人の女しか愛さない男は、しばしばもっとも幸福な生活を送るが、死ぬときはもっとも孤独な死に方をする。」


「窮境の中でこそ、潔い態度を。」


「氷山の動きの持つ威厳は、それが水面上に8分の1しか出ていないことによるのだ。」


「年寄りになったからって、賢くなるもんじゃありませんよ。用心深くなるだけですな。」


「釣れないときは、魚が考える時間を与えてくれたと思えばいい。」


「狩猟のルール、それは自然の掟以外にはない。」


「二人の人間が愛し合えば、ハッピーエンドはあり得ない。」


「宗教は人間の心をしびれさせる阿片である。音楽もそうである。経済学も、成功も、酒はもちろん、ラジオも、賭博も、野心も優れた人の阿片である。だが最高の阿片はパンである。そのために人間は見境もなくわめき立て、奪い合う。」


「知的な人々の中に幸福を見いだすことは滅多にない。」


「友情の基礎を作るには、まず女と恋をしなければならない。」


「ぼくは元来、あけっぴろげの単純な人間を信用しないことにしている。ことにやつらの話が、すじみち通ってる場合はなおさらだ。」


「猫は絶対的な正直さを持っている。」


「オールがあるかぎり、舵の柄と棍棒があるかぎり、おれは最後まで闘ってやるぞ。」


「人間の価値は、絶望的な敗北に直面して、いかにふるまうかにかかっている。」


「人間は、負けるように造られてはいないんだ。殺されることはあっても、負けることはないんだ。」


「善き父には絶対的なルールが一つある。子供をもったとき、最初の2年は干渉しないことだ。」


「しかし現代の戦争において、君はさしたる理由もなく犬のように死ぬことになろう。」


「わが人生は、ほんの一行で要約できるだろう。そう、私は生きることを十分に楽しんだと。」


「ただ動いているだけでは、行動とは言えない。」


アメリカ合衆国出身の小説家・詩人。ヘミングウェイによって創作された独特で、シンプルな文体は、冒険的な生活や一般的なイメージとともに、20世紀の文学界と人々のライフスタイルに多大な影響を与えた。

ヘミングウェイは、ほとんどの作品を1920年代中期から1950年代中期に書き上げて、1954年にノーベル文学賞を受賞するに至った。彼は、6つの短編集を含めて7冊の小説と2冊のノンフィクションを出版した。死後、3冊の小説、4つの短編集、3冊のノンフィクションが発表された。これらは、アメリカ文学の古典として考えられている。

コメント

このブログの人気の投稿

花の慶次の名言

レミー・キルミスターさんの残した言葉【モーターヘッド】1945年12月24日~2015年12月28日